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戦後の中国の愛国教育

投稿者: battamama 投稿日時: 2005/04/27 02:00 投稿番号: [69543 / 118550]
歴史に命を吹き込むのは為政者であり、教育現場の教師であり、家庭の親である。
負の感情移入でもって歴史を伝えたり、一国主義的愛国心を植え付けるのは、国の団結心を生む一方で、差別や排他性を育む結果となり、他の諸国とのコミュニケーションを阻むことにも繋がりかねない。
独裁国家にとっては、非常に都合の良い手法であるが。
それを今回の中国のデモが、まざまざと見せつけてくれた。
日本も改憲で「愛国心」なるものを盛り込もうという案がでていると聞くが、いかなる意味であれ、よくよく考慮しないと諸刃の刃となる。
以下は、金文学氏著の『「反日」に狂う中国「友好」とおもねる日本』より抜粋。

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1945年、中華人民共和国樹立以来、中国は毛沢東時代から今日に至るまで、ばらばらの文化や価値観を持ち、孫文の表現を借りると「砂塵のような」中国人を一束にまとめるため、徹底した「愛国主義教育」が施され、それを根幹にする人格改造や人間養成に専念してきました。
近代国家の成立とともに誕生した「愛国主義」「愛国心」という意識は、今日においては自己中心的で排他的要素があるとして批判の対象ともなっていますが、むしろ中国では、批判どころか絶対的なものとして神聖視され、肥大化を遂げてきました。ことに、民族、文化、風習の異なった膨大な数の民を一つの国にまとめるための手段として、「愛国主義」「愛国心」が、ほかの国よりも格別な精神体系として増大したのは、不思議ではないでしょう。
中国の愛国教育は、常に中国近代史から根拠を求めていることが特徴です。中国の近代史観の特徴は、中国の近代化が遅れた理由を内ではなく、外来の侵略に求め、被害者の立場で歴史を解釈し、なぜ自分達が侵略されたかの重要な原因や過程にたいしては反省せず、すべて西欧や日本などの他者へ責任転嫁することです。そうしてこのような圧力を受けながらも、中国人は誰よりも愛国心が強烈で、この愛国心のゆえに国を守りきったのだと教えます。そのため中国人は、異常なまでの愛国教育を、幼稚園から大學まで、さらに社会人になってからも生涯受けなければならないのです。
映画や文学作品などあらゆる芸術作品も「愛国的要素」が盛り込まれ、愛国的でないという理由で公開が許可されないということも頻繁で、徹底した検閲、統制を受けてきました。最近はこのような「愛国」的統制は比較的ゆるんできましたが、まだまだ油断は出来ない状況です。
この結果、すべての価値判断を愛国か売国かという基準で見る中国人たちが量産されたことは、ごく当然のことです。
毛沢東と訒小平を経て、1989年の天安門事件以降、江沢民時代から今日までの愛国主義教育はピークに達しています。民主化運動に参加した青年達を反革命暴乱の「売国者」と決めつけ、さらに愛国教育の強化として「国旗法」「国章法」を制定、小学校で週一度は早朝国旗掲揚式を行うことが義務付けられました。
抗日記念館や愛国的映画を通した愛国教育方式がさらに加わり、「中国人民、青少年が民族自尊心と自信を高め、西洋崇拝の台頭を防ぐ」ための「愛国主義教育実施要綱読本」まで出版されています。
1994年8月には「愛国主義教育実施要綱」が中共中央から全国に伝達され、愛国主義が中共の社会主義理念教育の大きな方針として位置づけられたことを裏付けています。
日本との歴史問題を愛国教育の重大な課題として取り入れ、「愛国帝国主義」「残虐な日本軍の侵略」を糾弾し、怨みを注入することによって、日本憎悪の中国人を量産するとともに、自国へのプライドを高めて、愛国的中国人を養成することを目的としています。
ですから、、今日の愛国教育によってできた中国人は、八歳の子供すらも「わたしは1人の中国人として、祖国を無限に愛する」と言う言葉を堂々と発することができるのが普通です。
これが中国の愛国の実態です。
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