ボンノさんへ
投稿者: lonlontimago 投稿日時: 2005/04/26 16:37 投稿番号: [69515 / 118550]
ボンノさん、こんにちは。
ボンノさんの問題意識のなんたるかの一片が、わかったような気がします。
ありがとうございました。
一応、イラクに限った議論で続けさせていただいてよろしいでしょうか?
>宗派であれ民族であれ、それぞれのコミュニティーが独自性を維持したまま、先鋭的な対立を回避し「調整」機能を持つためには、外国勢力がイラクの富(石油等)を自分の都合に合わせてコントロールしようとする力に対抗しなければなりません。
イラクの問題を複雑化させているのは
確かに石油資源というものだと思います。
>キルクールがクルドに帰属し、ルメイラがシーアに帰属し、それぞれがエスニック・グループで自主独立した場合、「豊かな油田地帯」と「不毛な砂漠地帯」では対立が起こるでしょうし、油田地帯の中でも、サウジやクウェート同様、「石油貴族」と「農工業者」の間で階層分断が生じるだろうと思われます。そして、そのような「社会意識」は、弱肉強食の個人主義が染み付いた西洋文明より、共存指向のイスラム文明の方が実現しやすいだろうとも思っています。
微妙な意見ですが
まず、イスラム的な思想は、ある意味で富の分配という意味では
相当に機能するだろうと思います。
また思想的なものであれば、キリスト教であっても同様に機能するはずですよね。
それが、独裁的なまたは専制的な制度で利用されると、様々な問題を生じますよね。
そこに「民主」という新しい制度(思想ではなく)が入ることで
もっとよい社会が作れるのではなかろうか?
たとえば、フセイン政権下では、イスラムの教えに則って、弱者を救済する制度があったし
これは、例えばハマスでも同様であって
この部分については、多くの支持を受けている。
また日本でも同様な制度はあるわけですよね。
ではアメリカは弱肉強食かと言えば、まずは相対的なものですし
アメリカ的な「資本主義」の結果ともいえるかもしれませんね。
アメリカが「自由化」を強調することには
私は快く思っていません。
「資本主義」は、さすがにアメリカも主張してないですかね。
まずは「民主化」という大義に向かうべきなのだろうなと思いますし
そして、なにより「イスラム的民主社会」というものを私は見てみたいと思っています。
>宗派であれ民族であれ、それぞれのコミュニティーが独自性を維持したまま、先鋭的な対立を回避し「調整」機能を持つためには、外国勢力がイラクの富(石油等)を自分の都合に合わせてコントロールしようとする力に対抗しなければなりません。その意味で「反占領武力闘争」は、イラクおよびアラブの将来的な安定と繁栄にとって重要なファクターだろうと思っていますが、流血の事態が長期化することは、お互いにとって不幸なことです。
私は、「反占領武力闘争」は、手段を誤っていると思います。
なんらよい結果を生まない。
逆にスンニ派の立場を不当なものにしてさえいる気がします。
確かに「反占領武力闘争」はあまり報道されていません。
しかし、堂々と選挙に出るべきです。
イラクでは「占領状態」を快く思っている人はほとんどいないだろうと思っています。
わたしは、シスタニ師の動きには、共鳴できる部分が多くあります。
>私はイラク基本法とCPA100の命令を白紙に戻し、
私はイラク基本法については、現在も諸派が支持していると考えています。
というか、白紙に戻したとして、別な合意点を見つけられるようには思えないということです。
妙案があればご提示いただけますでしょうか?
CPA100の命令については、どのようなものでしょうか?
また、有効な期限とかの情報をお持ちでしょうか?
あとは、国際社会の問題になるのでしょうが
CPAや暫定政府によって締結された条約の扱いをどうするのか
不当なものがあれば改正すべきだという議論が出てくるべきだと思います。
不当性がなければ、そのままということでもよかったりしますよね。
>駐留軍の行動は当面の治安維持活動のみに制限して、駐留軍による政治的介入を排除し、国連もしくは、(イラク戦争での)中立国連盟が、調整役を引き受けることで、イラクの国造りを側面からサポートする…という進み方が、国際社会として最も妥当な姿勢だろうと考えています。
具体的に国連では治安不安定を理由に動けないでいますし、
中立国連盟っていうと、具体的にはどこでしょうか?
まずは、米国の政治介入をどこまで監視できるかに焦点を当てるべきなのかもしれませんね。
その原動力になるのはイラクの人々なのでしょうね。
ボンノさんの問題意識のなんたるかの一片が、わかったような気がします。
ありがとうございました。
一応、イラクに限った議論で続けさせていただいてよろしいでしょうか?
>宗派であれ民族であれ、それぞれのコミュニティーが独自性を維持したまま、先鋭的な対立を回避し「調整」機能を持つためには、外国勢力がイラクの富(石油等)を自分の都合に合わせてコントロールしようとする力に対抗しなければなりません。
イラクの問題を複雑化させているのは
確かに石油資源というものだと思います。
>キルクールがクルドに帰属し、ルメイラがシーアに帰属し、それぞれがエスニック・グループで自主独立した場合、「豊かな油田地帯」と「不毛な砂漠地帯」では対立が起こるでしょうし、油田地帯の中でも、サウジやクウェート同様、「石油貴族」と「農工業者」の間で階層分断が生じるだろうと思われます。そして、そのような「社会意識」は、弱肉強食の個人主義が染み付いた西洋文明より、共存指向のイスラム文明の方が実現しやすいだろうとも思っています。
微妙な意見ですが
まず、イスラム的な思想は、ある意味で富の分配という意味では
相当に機能するだろうと思います。
また思想的なものであれば、キリスト教であっても同様に機能するはずですよね。
それが、独裁的なまたは専制的な制度で利用されると、様々な問題を生じますよね。
そこに「民主」という新しい制度(思想ではなく)が入ることで
もっとよい社会が作れるのではなかろうか?
たとえば、フセイン政権下では、イスラムの教えに則って、弱者を救済する制度があったし
これは、例えばハマスでも同様であって
この部分については、多くの支持を受けている。
また日本でも同様な制度はあるわけですよね。
ではアメリカは弱肉強食かと言えば、まずは相対的なものですし
アメリカ的な「資本主義」の結果ともいえるかもしれませんね。
アメリカが「自由化」を強調することには
私は快く思っていません。
「資本主義」は、さすがにアメリカも主張してないですかね。
まずは「民主化」という大義に向かうべきなのだろうなと思いますし
そして、なにより「イスラム的民主社会」というものを私は見てみたいと思っています。
>宗派であれ民族であれ、それぞれのコミュニティーが独自性を維持したまま、先鋭的な対立を回避し「調整」機能を持つためには、外国勢力がイラクの富(石油等)を自分の都合に合わせてコントロールしようとする力に対抗しなければなりません。その意味で「反占領武力闘争」は、イラクおよびアラブの将来的な安定と繁栄にとって重要なファクターだろうと思っていますが、流血の事態が長期化することは、お互いにとって不幸なことです。
私は、「反占領武力闘争」は、手段を誤っていると思います。
なんらよい結果を生まない。
逆にスンニ派の立場を不当なものにしてさえいる気がします。
確かに「反占領武力闘争」はあまり報道されていません。
しかし、堂々と選挙に出るべきです。
イラクでは「占領状態」を快く思っている人はほとんどいないだろうと思っています。
わたしは、シスタニ師の動きには、共鳴できる部分が多くあります。
>私はイラク基本法とCPA100の命令を白紙に戻し、
私はイラク基本法については、現在も諸派が支持していると考えています。
というか、白紙に戻したとして、別な合意点を見つけられるようには思えないということです。
妙案があればご提示いただけますでしょうか?
CPA100の命令については、どのようなものでしょうか?
また、有効な期限とかの情報をお持ちでしょうか?
あとは、国際社会の問題になるのでしょうが
CPAや暫定政府によって締結された条約の扱いをどうするのか
不当なものがあれば改正すべきだという議論が出てくるべきだと思います。
不当性がなければ、そのままということでもよかったりしますよね。
>駐留軍の行動は当面の治安維持活動のみに制限して、駐留軍による政治的介入を排除し、国連もしくは、(イラク戦争での)中立国連盟が、調整役を引き受けることで、イラクの国造りを側面からサポートする…という進み方が、国際社会として最も妥当な姿勢だろうと考えています。
具体的に国連では治安不安定を理由に動けないでいますし、
中立国連盟っていうと、具体的にはどこでしょうか?
まずは、米国の政治介入をどこまで監視できるかに焦点を当てるべきなのかもしれませんね。
その原動力になるのはイラクの人々なのでしょうね。
これは メッセージ 69509 (bonno_216 さん)への返信です.
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