対イラク武力行使

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「拡大するペンタゴン戦線」

投稿者: spica_022 投稿日時: 2005/03/16 10:33 投稿番号: [67255 / 118550]
さっきの投稿のおまけです。

S・ハーシュの原文は、ネット上で読めるのですが、うまく開かないので、日本語の「訳者あとがき」のみアップします。本文を読みたい人は図書館か本屋で「世界」を手にとってください。個人的にはイランの話より、CIAの話が興味深かったです。

星川 淳@屋久島発 インナーネットソース   http://www.melma.com/mag/06/m00067106/a00000114.html

  【解説】

  ベトナム戦争のソンミ村虐殺事件からイラクのアブグレイブ収容所虐
待まで、問題提起の重さでは定評のあるハーシュだが、本稿のスクープ
も凄まじい論議を巻き起こした。右派からは、軍事機密漏洩のかどによ
り、二〇世紀初頭の諜報取締法で訴追せよ、との強硬論まで飛び出す始
末。さすがにこれは、宣戦布告した正式な戦時中でなければ適用されな
いとして沙汰やみになったようだ。しかし、米国が武力行使を想定しつ
つ対イラン諜報活動を進めてきた事実は、ほぼ確認されたと見ていい。
イラクの米基地からイラン領内へ飛ぶ無人偵察機の行動を伝えた米紙報
道[*}も、それを裏づけている。

  そのこととイランの核開発問題自体はさておき、ハーシュ自身は米独
立系メディアのインタビュー[**]で、本稿の核心はむしろ大統領と国防
総省に権限が集中する軍国体制への警鐘だと述べている。本来、戦争に
関わる最高権限が議会にあるはずのアメリカ民主制が、戦前・戦中の日
本で軍が天皇を囲い込んだ統帥権干犯論と通ずる干渉排除の構造によっ
て侵蝕されていくことへの懸念である。

  もう一つ注目すべきはCIAの微妙な位置だろう。市民派からは米国
の裏政策を牛耳る伏魔殿と警戒され、右からはリベラル左派の牙城と敵
視されながら、内部には良心的な職員が少なくない実態は、どこか日本
のNHKを彷彿させる。大統領選前、ハーシュもその後辞任したCIA
幹部たちも、それぞれブッシュ再選阻止に動いた。再選と国家諜報体制
再編によって、かたやCIAの降格が決定的となり、かたや予想外のダ
グラス・ファイス辞任が飛び出したいま、米国の中東政策と対テロ戦争
の行方はさらに錯綜しそうだ。(星川)
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