Re: パピヨンのテーマへの反論 5-2
投稿者: cosmic_belt 投稿日時: 2005/03/05 20:05 投稿番号: [66401 / 118550]
●私
「軍事的緊張が極めて高い段階で」という部分は私が想定したものとニュアンスが違うが、
核ミサイルであることの確率が高いという点では同じであるから、思考実験は完了した
ことになる。
君は回を重ねるうちに、この思考実験を私が何のために提示したかを忘れてしまっている
ようだが、これは、国際間の危機に関しては、君の言う国際法が無力である状況が起こる
場合があるということをわかってもらうためであった。
人間が本来有している危険回避の行動を国際問題の場合でも優先させることがあるということ
を示す意図であったのだ。
私が反論として上の超短編小説を掲げる前の君の主張に沿うようにするなら、次のように
言わなければならない。
「核ミサイルであることの証拠がないのに、予測だけで他国が打ち上げたものを撃墜する
ということは国際法違反である」と。
しかし君は危険の程度の期待値に基づき、的確な判断を下したわけだ。
君は人工衛星を打ち落としても人命には関係ないからと言うかもしれない。
だが、人命が何より優先されるというのも事実に反している。
スエズ運河が10万の人命の犠牲によって建設されたことや、多くの人命が失われたにも拘らず
宇宙開発のためのロケットが打ち上げられていることからもわかるであろう。
因みに、上の話では核ミサイルであることの確率がそれほど高くない場合でも、
打ち落とすことは十分考えられる。
例えば北朝鮮が核ミサイルを配備したと仮定しよう。
このとき、核ミサイルが発射される確率は特別なことがない限り低いだろう。
しかし、ゼロではない。
核保有国が日頃やっているような発射訓練の際に、北朝鮮の核ミサイルの安全システムに
異常が起きる可能性もあり、病的に日本を敵視している個人またはグループが発射できる
可能性をゼロにするような安全システムがとられていない場合も考えられるし、その場合に、
あらかじめ予告しておいた人工衛星の発射時期に合わせて行動をとることも考えられる。
人工衛星なのか核ミサイルなのかが確定しない場合は少なくとも、そのような可能性を考慮
して対処することになる。
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これは メッセージ 66288 (bonno_216 さん)への返信です.
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