対イラク武力行使

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ジャファリ副大統領次期首相に=米国の誤算

投稿者: nemuronosannma 投稿日時: 2005/02/24 13:34 投稿番号: [65555 / 118550]
アメリカは、傀儡である現首相アラウィ率いる「イラキヤ・リスト」が一定の支持を集め
政治的には不介入のシスタニの協力を得ながら世俗的国家を作り、
影響力の維持を目論んでいたようだが、
それにしてはアラウィはあまりに弱すぎた
選挙結果は、シーア派の「統一イラク連合」が過半数の議席を得て
ダワ党のジャファリが政権を担当しそうである

それでは、ジャファリのダワ党とはどんな政党であろうか
ダワ党は、バーキル・サドル(80年に処刑)によって創設され
暗殺された英雄サ−ディク・サドルの基、
一貫して反フセインを叫び続けてきた政党である
その思想は…
ウラマー(イスラム法学者や神学者)が世俗の政治機構を監督・指導する「法学権威の指導」を提唱するもので
シスタニの様に、フセイン政権下、政治的不介入を貫きながら生きながらえて来た宗教者とは根本的に違ったスタンスを取ってきた
「法学権威の指導」と言う考えは、イランのホメイニによる「法学者の統治」に近い思想である

一方「統一イラク連合」の一翼を担うSCIRIは、当然の事ながらイランと強い結びつきを持っている

アメリカはイラクにトルコの様な世俗国家を創出しようと目論んだのであろうが
現実は、トルコよりイランに近い国家が出来あがりつつある様にも見える

イラクから早急に「連合軍」が撤退することは現実ではないし
中東情勢も賢明なるパレチナ人の選択によって鎮静化が図られている
もちろん今回の「統一イラク同盟」がシスタニの尽力によるものである点も認めなければいけないであろう…
おそらくその様な状況下では新政権とアメリカの決定的な対立は
早々には、起こり得ないであろう
しかし、アメリカがイランやシリアに対して介入を始めれば
イラクの新政権はアメリカに対して反旗を翻さないとは言えない事も事実である

莫大な費用と、人命を犠牲にした割に、アメリカのイラク政策は
少なくとも思惑通りには行っていないし、
これからも行かないであろうと言うことだ
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