伝聞ではなくリアルな話です>GTさん
投稿者: silverlining430 投稿日時: 2005/02/14 13:05 投稿番号: [64716 / 118550]
「従軍慰安婦」では「自ら進んで兵士の慰めものになったようなイメージが持たれてしまう」言葉であるという危惧のもと、代替概念として登場した言葉が「戦時性奴隷」なわけです。
僕は、某組織に所属している関係で、例の民衆法廷の広報などのお手伝いもしたことがありますし、実際、「従軍慰安婦」と呼ばれている方々にヒアリングもしています。そのヒアリングの際、「性奴隷」という呼び方に相当な嫌悪感を示した人、証言に立ちたくないと訴えた人がかなりいたということです。
では、そうした消極的な人たちをVAWW-NETがいかにして証言台に立たせたのか――詳しくは述べませんが、ここの点が「自分たちの主張を通したい一心のあまり盲目になり、配慮に欠ける」市民団体の弱点が浮き彫りになる部分です。
法概念というものは、客観的な非人格表現ですので、ここで「性」や「奴隷」という言葉が使われることに問題はありません。ただ、VAWW-NETが「戦時性奴隷」という場合、あきらかにそれは、ある人間集団を直接指す人格表現になってしまっているわけです。少し突っ込んで言ってしまえば、「従軍慰安婦」と呼ばれる人たちは、「従軍慰安婦」と呼ばれる代わりに「戦時性奴隷」としてのレッテルが貼られたということになってしまったわけです。
そしてこの言葉の問題は、故松井さんが会長を務めていた某組織の、フェミニズムに関する議論の中でも問題として実際に挙げられ、「戦時性奴隷」という言葉は当の被害者の中に「私は奴隷ではない」と思う人もいる以上、用いない方がよいという結論に至った識者の方も相当な数おられます。
「従軍慰安婦」と呼ばれる人たちの生の声を聞いた僕自身の立場としても、GTさんにもこの表現を使うことをお控えになることを希望します。
これは メッセージ 64691 (GivingTree さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/bpa5a4a5ia5afipno9tbbh_1/64716.html