イラク選挙の投票率
投稿者: masajuly2001 投稿日時: 2005/02/01 17:27 投稿番号: [63381 / 118550]
選挙関係の記事を見るとどれを見ても%値ばかり出てくるので、その方向に頭が言ってしまっていたのだが、今回の選挙発表のインチキぶりは、今日の「盲米くんたちの滑稽 2」で書いたとおり。では、実際のところ、本当の投票率はどのようなものだったのだろうか。syoumenkyousiさんが引用しているRaedさんのブログの数字を基に出してみよう。
2005年1月30日(日)の記事 − 食べる物のために投票を
http://raedinthejapaneselang.blogspot.com/注意して欲しいのは、投票率を求めるとき、イラク暫定政府は「登録者数」という言葉を使っている。これは、日本で普通に使う「有権者数」よりはるかに少ないと思える。つまり、「登録者数」ということで投票率を求めるときの分母がかなり小さくなるため、投票率は必然的に高くなる、ということだ。常識的に、登録しなかった人は棄権者と考えるべきであり、登録しなかった人も含めた有権者の総数は、Raedさんによれば
全有権者数
1675万人
で、この数字で暫定政府発表の登録者数800万を割ると、約48%で半分にも満たない。Raedさんも書いているが、集計する人も十分な数を確保できなかったはずなのに、いきなり800万という数字が出てくるのも変に思える。
おそらくテレビなどは、イラク選挙について一部で妨害があったものの、かなりの人が投票に向かったという映像を流し続けたことだろう。新聞でも、今回の選挙がいかにインチキであったかを指摘したものは目にしていない。メディアなら、暫定政府の投票率の発表がいかにインチキか指摘すべきだろう。あるいは、少なくとも日本で考える投票率と違うことを指摘すべきだろう。単にスンニ派の人たちがボイコットをしたのではない。ボイコットを含めて、5割を超える人々が投票しなかったのだ。それにしても、つくづく米国メディアの攻勢はすごいと思う。時間がなければ、何となく目にして何となく「民主的な選挙」が行われたかのように錯覚してしまう。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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