Twentieth Century Fox
投稿者: welcome2thecivilization 投稿日時: 2005/01/02 08:09 投稿番号: [61093 / 118550]
私が中校生の頃、大人の一部で、現代思想でも何故か記号論が異様なほどもてはやされていて、ボードリヤールはそういった記事でも特によく登場する人名の一つだったんですよね。当時私は『へんたいよいこ』なノリが生理的に嫌いだったのですが(だから坂本龍一も浅田彰もいとうせいこうも糸井重里も一緒くたにして大嫌いでした)、その記号論を語りたがる人物たちと、私の中で一つのイメージとして結ばれちゃってるので、記号論の本を意味もなく敬遠しているところがあったのです。
でも、break_on_through01 さんが紹介されたボードリヤールの講演内容には、今の私はいろいろと刺激されました。『消費社会の神話と構造』あたりからでも、読んでみようかなと思いました。
私は、現代思想はデリダとかドゥルーズ=ガタリをちょっとさらった程度。あとはフーコーですね。
因みに私の「ちんちん呑み豚」は、彼の著書『言葉と物』に登場する「乳呑み豚」が元ネタです。その本の中で「中国の辞典」の奇怪な動物分類法を例に、フーコーはエピステーメー(時代ごとの思考の台座、といった意味)の説明をしているのですが、その中国での(?)動物分類の項目の一つに「乳呑み豚」があるのです。
他にも「今しがた壺を壊したもの」「遠くから蠅のように見えるもの」「気違いのように騒ぐもの」など、動物を14種に分類していて、その14種の中には「この分類自体に含まれるもの」(??)なんて項目もあったりします。パンダはどの種類に入る動物なのでしょうか?
私はイラク関連の本も哲学書も漫画もSFも、特に区別付けずに「読書」しています。
ボードリヤールがその講演の中で指摘しているように、
>情報に潜むアイロニーによって、我々は情報との間の距離を置くことができます。
PS;
『インビジブル』の主人公も、他の監督なら主人公をステレオタイプなマッドサイエンチストか(オリジナルの映画同様に)もっと「いいひと」に描いたでしょうね。
そうしなかったバーホーベンの眼差しとかアティテュードにこそ、私は共感します。
これは メッセージ 61090 (break_on_through01 さん)への返信です.
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