戦争と、心の闇(心理学編)
投稿者: battamother 投稿日時: 2004/12/29 23:54 投稿番号: [60912 / 118550]
9.11がもたらしたアメリカへの衝撃。
アメリカ市民はもとより、アメリカ政府もまた、その心の傷が深いとみえる。
トラウマ(心的外傷)とは、一般的には「つらい体験によって負った心の傷」という意味でよく使用される。
しかし、実際には自己の傷のみではなく、例えば罹災して生き残った場合、自分だけが助かってしまったことに、不条理な罪悪感を抱いてしまうことも含まれる。
トラウマをもたらす出来事には、次の6つの特徴がある。
①予測不能の出来事
②自分の力ではコントロールできない出来事
③非常に残虐であったり、グロテスクであったりする出来事
④自分が愛しているもの、大切にしているものの喪失
⑤きわめて暴力的な出来事
⑥眼前でもたらされた惨事
(アメリカの精神医学会発表)
特に、人間の暴力によって負わされた心の傷は、決して消えることのない社会全体への不信をもたらす。
こう考えていくと、テロを直に体験したアメリカと、そうでない国との思考に温度差があるのは仕方のないことかも知れない。
トラウマは、数ヶ月後PTSD(心的外傷後ストレス障害)をもたらす傾向がある。
ナチの収容所から解放され囚人たちが「よくわからないが、俺は今、誰かを殺したり傷つけたりしなきゃ、気が済まないんだ」と叫んだという事例がある。
同じく、アウシュビッツを体験した精神科医、フランクル(体験手記「夜と霧」の著者)は、解放後にも異様な飢餓感が残り、腹がちぎれるまで食べても空腹感が満たされない状態が、いつまでも続いた。
PTSDは、人間の感情や意志ばかりでなく、生理までも完全に支配してしまう。
アブグレイブ収容所での虐待を受けた、イラクの人達の反発、あるいは今も攻撃を受け続けているイラクの人達が武装していく心のプロセスが垣間見えるような気もする。
クリントン元大統領は、自らがかつてアダルト・チルドレンであることを公言した。
アダルトチルドレンとは、子供の頃に「家庭内トラウマ」によって傷ついて大人になった人たちのことを指します。
家庭内暴力を受け続けた子供は、次の相反する2種類の心理状態に陥る傾向がある。
警棒を持った残酷な看守に監視され続ける囚人のような卑屈さ。
アダルト・チルドレンではないが、これは、第二次大戦後の、日本のアメリカに対する卑屈さに重なるものがある。
もう一つの心理状態は、上記とは逆に、暴力的に周囲を支配しようとする人間ができあがるということもある。
その暴力性も、残酷から生まれるのではなく、他を攻撃しつづけなければ他から攻撃されてしまうという恐怖の裏返しである。
こちらは、同時多発テロを体験したアメリカ政府の陥った心理状態に酷似している。
「攻撃される前に攻撃するのだ」
これは、先日のラムズフェルドの米兵激励の言葉にもあった。
アメリカ市民はもとより、アメリカ政府もまた、その心の傷が深いとみえる。
トラウマ(心的外傷)とは、一般的には「つらい体験によって負った心の傷」という意味でよく使用される。
しかし、実際には自己の傷のみではなく、例えば罹災して生き残った場合、自分だけが助かってしまったことに、不条理な罪悪感を抱いてしまうことも含まれる。
トラウマをもたらす出来事には、次の6つの特徴がある。
①予測不能の出来事
②自分の力ではコントロールできない出来事
③非常に残虐であったり、グロテスクであったりする出来事
④自分が愛しているもの、大切にしているものの喪失
⑤きわめて暴力的な出来事
⑥眼前でもたらされた惨事
(アメリカの精神医学会発表)
特に、人間の暴力によって負わされた心の傷は、決して消えることのない社会全体への不信をもたらす。
こう考えていくと、テロを直に体験したアメリカと、そうでない国との思考に温度差があるのは仕方のないことかも知れない。
トラウマは、数ヶ月後PTSD(心的外傷後ストレス障害)をもたらす傾向がある。
ナチの収容所から解放され囚人たちが「よくわからないが、俺は今、誰かを殺したり傷つけたりしなきゃ、気が済まないんだ」と叫んだという事例がある。
同じく、アウシュビッツを体験した精神科医、フランクル(体験手記「夜と霧」の著者)は、解放後にも異様な飢餓感が残り、腹がちぎれるまで食べても空腹感が満たされない状態が、いつまでも続いた。
PTSDは、人間の感情や意志ばかりでなく、生理までも完全に支配してしまう。
アブグレイブ収容所での虐待を受けた、イラクの人達の反発、あるいは今も攻撃を受け続けているイラクの人達が武装していく心のプロセスが垣間見えるような気もする。
クリントン元大統領は、自らがかつてアダルト・チルドレンであることを公言した。
アダルトチルドレンとは、子供の頃に「家庭内トラウマ」によって傷ついて大人になった人たちのことを指します。
家庭内暴力を受け続けた子供は、次の相反する2種類の心理状態に陥る傾向がある。
警棒を持った残酷な看守に監視され続ける囚人のような卑屈さ。
アダルト・チルドレンではないが、これは、第二次大戦後の、日本のアメリカに対する卑屈さに重なるものがある。
もう一つの心理状態は、上記とは逆に、暴力的に周囲を支配しようとする人間ができあがるということもある。
その暴力性も、残酷から生まれるのではなく、他を攻撃しつづけなければ他から攻撃されてしまうという恐怖の裏返しである。
こちらは、同時多発テロを体験したアメリカ政府の陥った心理状態に酷似している。
「攻撃される前に攻撃するのだ」
これは、先日のラムズフェルドの米兵激励の言葉にもあった。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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