対イラク武力行使

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ファルージャ作戦の失敗

投稿者: masajuly2001 投稿日時: 2004/12/20 18:00 投稿番号: [60041 / 118550]
ファルージャがどのようになっているのか、大体の様子を伝えるレポートが出ている。しかしながら、実際には米軍以外(それに武装勢力)の人間が中に入ることはほぼできないため、状況という程度だ。

The failed US face of Fallujah by By Michael Schwartz-san
http://www.atimes.com/atimes/Middle_East/FL18Ak04.html

米軍による作戦成功の発表にもかかわらず、戦闘は続いており(現在も空爆まで行われている)、破壊したモノの後始末も困難を極めている。ファルージャの住民が入ってもいいという許可も延期し続けられ、少なくともこの24日までは駄目。それも入れるのは、所帯主だけ。

考えるに、ファルージャの作戦は何の意味があったのだろうか。3つの点が考えられる。

1.見せしめ。
2.武装勢力の拠点となっていたファルージャを潰したい。
3.街の規模が小さいので米軍の現有兵力でも包囲でき、うまくいけば「成功のモデルケース」にできる。

この中で成功したと言えるのは、最初の「見せしめ」ぐらいだろうか。確かに人口30万の都市は瓦礫の山になった。しかし、「見せしめ」で終わり。武装勢力は攻撃前に各地に散らばり、現在でも自由に活動している。誤算は、武装勢力がどこででも活動できることが証明されてしまったことだろう。ファルージャは、そのときに偶然、拠点であったにすぎなかったということだ。モスルなどの人口100万の都市にファルージャと同じことができるかといえば、とうてい無理だと思われる。それは、武装勢力が自由に活動し、米軍とイラク暫定政府の拠点となっているグリーンゾーンでさえ、攻撃を受けていることかも明らかだ。

3番目の「成功のモデルケース」だが、どなたかが報告していたように、また上記の記事で触れられている、要するに、一種のオーウェルの1984のBig Brother的世界、南アのかっての「アパルトヘイト」を思い出せばよいようだ。IDをもった者しか、街に入れず、終始監視体制に置かれる。自動車爆弾があるため個人所有の車の乗り入れは禁止。バスで動く。街の再建には、米軍監視の下、軍隊風の組織にして住民を雇い入れる。要するに、多少のお金は貰えるけど、一種の奴隷ってことかな?

アメリカ人の発想は実に単純で笑える。他国の文化を学んだこともない無知な若造のやりそうなことのすべてをやっている。バグダッド陥落後に、米軍の上官クラスが部族の首長と聖職者の違いは何だ、なんて父に尋ねに来て笑った、ってなことを誰かが書いていたのを読んだことがあるが、自分の国がThe Great Countryなんて教育を受けてきた人間はこんなもんだろう。
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