犠牲者は誰なのか
投稿者: battamother 投稿日時: 2004/12/18 23:41 投稿番号: [59933 / 118550]
NHK放送の「イラク・最前線で何か起きていたか」と、「ロシアからみた日露戦争〜兵士たちの手紙・日記が語る真実」を見た。(後者はわずか30分程だが)
森を遠目に見たら、森は森でしかない。
しかし、近くに寄れば、沢山の木々の集まりであることが認識できる。
しかも、その一本一本には違いがあることも分かる。
軍隊という森。兵士という木。
軍隊という塊は、一種無機物のようで無感情だ。でも、それを構成している兵士一人一人には、それぞれの感情があり、家族があり歴史がある。
イラクで戦うアメリカ州兵達も、旧日本軍と戦ったロシア兵も同じ言葉を吐いている。
「私は何故このようなところまで来て、こんなことをしているんだろう?何のために戦わなくてはならないのだろう?愛する家族は、どんなにか心配しているだろう」
もちろん、旧日本軍も同様の気持ちを抱いていただろう。(あるいはサマワの自衛隊もそうかも知れない)
国家にとって大義があったとしても、兵士達に大義は無い。
戦争に負けると、誰の利益でこのような戦争が起こったのかという疑問と怒りが湧いてくる。
そして、その最高責任者を捜すようになる。いわゆるA級戦犯だ。
アメリカ州兵の中に、七面鳥飼育を家業としている兵士がいた。彼が召集を受けた後は、妻と息子が6万羽余の七面鳥の面倒をみる。
七面鳥はストレスが溜まると、1羽を寄ってたかって突いて虐め殺すらしい。
特に彼が召集されてから、手が行き届かないせいもあってか、集団虐めによる七面鳥の犠牲が増えたという。
一種のヒステリー状態なのだろう。
アブグレイブ刑務所での、アメリカ人のイラク人虐めにも同様の心理状態が働いていたのだろうか。
戦争時、どこの国でも虐待はつきものだ。
やり場のないいらだちと不安と恐怖と憎悪が、必要以上に人間の心を狂わせる。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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