イラク国境を守る責任は誰にあるか
投稿者: oxnardnokakashi 投稿日時: 2004/12/07 13:26 投稿番号: [59118 / 118550]
さて、フセイン打倒を急ぐあまり、国境の守りが手薄になって外国テロリストの流入を防げなかったということは事実である。しかし、「つまり治安悪化の原因をつくったのは100%米軍。」というのはそれこそ「ひどい言いがかりだ」。これは鍵をかけずに外出して空き巣にあったら、責任は家主に100%あるといっているのと同じだ。
実際に治安を悪化させている、テロリスト、抵抗軍、彼らに同情して選挙妨害をしようとしているイラク人にも多いに責任があるとは思わないか?
確かに一番の悪徳テロリスト、サダムフセインをアメリカが打倒したことによって、その空間に外国人テロリストが集まったのは事実。直接のきっかけをつくったのはアメリカだ。しかしだからといってアメリカがイラク平穏化のために後かたずけをする責任などない。イラクはイラク人が復興すべきなのだ。
ただし、そうはいっても、長年にわたる独裁政治で、イラクは国家として成り立つような状態ではない。そのイラク人になにもかも自立してやれといっても無理な話しだ。それに、このままイラクがテロリストの巣窟になってしまったり、イラク国内で内戦がおきて第ニのサダムフセインを生み出してしまっては、アメリカや連合軍が戦争をした意味がない。アメリカが自国の平穏を望むなら、イラクの民主化は必要不可欠なものであり、アメリカが指揮をとって復興をめざすのは納得がいく。
しかしイラクの民主化はアメリカがイラク人に無理強いして成り立つものではない。イラク国境の守りもアメリカが何十年もイラクに駐留するつもりならともかく、イラク人が守るつもりがなければ、アメリカがどれだけの兵力を動員してみても、守りきれないのである。
人員が足りないのならイラク人の訓練に力を入れるべきなのであって、これ以上いたずらにアメリカ兵の数を増やすべきではない。
これはアルカカでの武器庫の時にも言ったのだが、完璧な戦略などというものはあり得ない。
なにもかもその時の事情によって最優先するものと、後回しにされるものとが選択される。イラク各地にあった、おどろくべき大量の武器庫のなかの極僅かの場所で、武器が抵抗軍やテロリストによって略奪されたしかし、これは全体の1%にも及ばない数であり、これをもっていして米軍の数がたりなくて、管理不行届きになったなどというのは、木をみて森を観ずといった短絡的な見解である。
これは メッセージ 59061 (neo_con_spiracy さん)への返信です.
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