対イラク武力行使

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ジハードとテロの定義の相違

投稿者: battamother 投稿日時: 2004/12/04 20:07 投稿番号: [58914 / 118550]
以下、イブラヒム博士の言を、私流にまとめた。

博士は、同じイスラム教でも、ジハード(聖戦)と、イラクで活動するテロリスト達によるテロを明確に分けている。
テロリスト達は、外国人を誘拐し殺害することまでジハードの一部だと主張しているが、これはテロそのものであると位置づけている。イスラムの教義で言うジハードとは、あくまでも自衛のための戦いでなくてはならない。(防衛ジハード)
自分自身を含めた家族、宗教、祖国を守るためにだけジハードは許されると説く。
しかし、そこに教義の解釈の問題が生じる。イスラム原理主義者の一部好戦的考えの者達にとっては、イラクで頻発する外国人の殺害、自爆テロなども、宗教や国を守るための行為になってしまうのだ。
それに対して、博士は次のように主張している。
「自爆テロを繰り返してもイラクの状況が改善されるわけではない。他にも平和的な手段で問題に取り組むことは可能なのだ。これはジハードではない」
一方、イラク国内には、外国から流入したテロリストとは別に「レジスタンス」と呼ばれるイラク人抵抗勢力が存在し、アメリカの占領政策に反対の狼煙を上げている。
これに関して博士は、民間人をターゲットにするのではなく、彼らがあくまで米軍を初めとする占領軍に限って抵抗を続けているのなら、イスラムの教義に適った行為だと認めている。
いずこも同じで、ひとつの「原理」に対する解釈は、その意識のあり方、目的のあり方でいかようにも変化できるものだ。
国家自衛の為の自衛隊が、この先戦闘行為に巻き込まれた時、同様の分裂議論が生じることは想像に難くない。
「どこまでが自衛で、どこまでが攻撃なのか」
机上の議論では、判断しかねる問題である。
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