横:「people」>エト、ライターさん
投稿者: silverlining430 投稿日時: 2004/10/30 17:46 投稿番号: [56870 / 118550]
こんばんは。エトさん、ライターさん。
発見された遺体が香田さんのものではないとの発表があり一安心しているところです。
犯人には、イラクにふらっと来てしまったバックパッカーを大目に見てあげられる寛大な心を求めてやみません。
さて、
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通常、武装勢力のことは「our enemies」とか「armed Iraqis」とか言うはずですよね。
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という点と関係し、we see people…となっている該当の英文についてですが。
ファルージャで武装闘争に参加している人たちは、イラク人のいわゆる反米武装勢力と呼ばれる人たちや、イラク国外から流入した過激派テログループの人たちに限りません。
ファルージャの一般住民が自警団を組織し、そうした武装勢力の戦闘行為に紛れ、抵抗しているのです。
ですので、①イラク人反米武装勢力②イラク国外のテロ組織③イラクの一般住民から構成される自警団――という非常に複雑な混合構成体が、ファルージャで武器を取り、戦い続けている人たちの実体になるわけです。
米軍はこのことを理解しておりますので、「people」は適切な表現と言えます。
したがって、米国の掃討作戦がイラクの一般住民から構成される自警団すら殺害対象に入ってきてしまうし、実際に殺害してきたため、ファルージャでの米軍の軍事オペレーションに対するイラク人の批判が高まって当然であり、ファルージャでの米軍の掃討作戦の国際人道法との適法性に疑義がもたれることにもなるから、国際的な批判も高まるという構図になるわけです。
「戦術的なミスを犯している」というのは、米軍の軍事オペレーションではなく、ファルージャで武器を取り戦う人たち(=people)のことを指しているのはその通りです。
が、この、「集団自殺的な」戦い方を、しているイラクで武装闘争を起こしている人たち、それがとりわけイスラム教徒であるのなら、僕は、こうした戦い方をする人たちの気持ちが分からないでもないし、集団自殺的だから愚かであるとも言えないんです。
おそらくは強い来世観に基づくイスラム教の教義をバックに戦っているでしょうから…。現世の犠牲にこだわりはないでしょう。
この戦術的にも非対称になる人たちとどう向き合えばよいのか?彼らの戦い方を米軍は単に「戦術的ミス」とだけ認識していてはダメなんです。
そういう戦い方を信念に基づいてしている人たちと対峙しているのだ――ということを、米国側は、しっかり理解すべきでしょうね。
これは メッセージ 56843 (etranger3_01 さん)への返信です.
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