岡倉天心
投稿者: assaraamaaleicomnjp 投稿日時: 2004/10/22 14:57 投稿番号: [56323 / 118550]
皇国史観とは違いますが、私は、岡倉天心が好きなンです。
彼の天皇に対する考え方はちょっと私と違い、明治維新の精神を引きずっているところがありますが、アジアに対する危機感をいち早く感じて、最後の砦として残っている日本がしっかりして、全アジアが一丸となって、その存在の重要性偉大性を欧米にアピールしていこうとしている行為そのものに、共感します。
何も日本が盟主にならなくても良かったわけですが、清朝があの体たらくで、頑張らざるを得なかった事は、否定できないんじゃなかろうか?と考えるんですよ。
ただ、日清・日ロ戦争以後は、増長してしまった軍部を、誰も食い止められなかったと言う責任は、天皇や軍部とともに、一般国民も例外ではないと感じる部分もあると思います。やはり、日本軍が勝つということの後ろには、莫大な賠償金や、植民地政策という「利益」を享受するという下心が一般市民の中にもあっただろうことは否定できないわけですから。
天心は、主に、東洋人として、アジア地域全体に共通に流れているであろう文化的、思想的な部分に言及しているけれども、やはりその文化的、精神的な中心地として、インドや、中国を上げているわけです。微妙だけど、この違いを感じて、混同して、変な安っぽい思想に安易に飛びつかないで欲しいと感じる今日この頃。
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http://park5.wakwak.com/~asia/tenshin/word01-j.htm「アジアは一つである。ヒマラヤ山脈は、二つの強大な文明、すなわち、孔子の共同社会主義をもつ中国文明と、ヴェーダの個人主義をもつインド文明とを、ただ強調するためにのみ分っている。しかし、この雪をいただく障壁さえも、究極普遍的なるものを求める愛の広いひろがりを、一瞬たりとも断ち切ることはできないのである。そして、この愛こそは、すべてのアジア民族に共通の思想的遣伝であり、かれらをして世界のすべての大宗教を生み出すことを得させ、また、特殊に留意し、人生の目的ではなくして手段をさがし出すことを好む地中海やバルト海沿岸の諸民族からかれらを区別するところのものである」(富原芳彰訳/『東洋の理想』)
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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