対イラク武力行使

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> フセインとテロリスト

投稿者: spica_022 投稿日時: 2004/10/21 13:49 投稿番号: [56277 / 118550]
  カカシさん、

  意見とか反論とか情報とかではないのですが、あまりの偶然にビックリしたので、すこしだけ。

>>
  フセインは食料のための石油プログラムで得た資金を横領して、テロリストに資金援助をしていた
>>

  じつは、わたしも昨日(それも、よく見たらカカシさんが投稿したのと同じ時間のあたりだわ。あは)「フセインは国連OFPプログラムを利用して稼いだ金で、パレスチナを支援していた」という記述が載ってる日本語の本を読み、「へー、サダムはそんなことしてたのか。そりゃイスラエルにとっては脅威になるはずわや」と思ってました。

  サダムがOFPプログラムを自分の都合のよいように利用してたのは事実だと思います。が、彼が(というかイラクが)OFPでがっぽり稼ぐことができた理由は、横領ではなく、決済通貨をドルからユーロに切り替えたためなんですよね。

2000年11月にサダムは国連に対し、「今後は石油代金のドルでの受け取りは拒否。ユーロでしか受け取らない」と宣言。さらに国連に預けていた石油代金100億ドルをユーロに替えました。その後、ユーロは値上がりし、イラクの資産は17%の為替差益を得ます(つまり、単純計算でサダムは労せずして、このユーロへの転換で17億ドル儲けたわけ)。で、その直後に、1億ユーロ(約130億円)を、やはりまた国連を通じて「パレスチナ人への人道支援」という名目でポーンと寄付しています。

  ユーロの値上がりを見込んだサダムが賢かったのか、サダムの国連に対する脱ドル宣言がユーロ高を呼んだのかはわかりませんが、とにかく、EU諸国にとって、「産油国のドル離れ・ユーロシフト」は朗報だったに違いありません。

  アフガンではアメリカの行動を支持したEU諸国が、サダムイラクへの武力侵攻についてはこぞって反対にまわったのは、こういう事情もあってかのことと思います。
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