(zure) おとうちゃん
投稿者: pikaichi_kink_1000000 投稿日時: 2004/10/14 15:31 投稿番号: [55699 / 118550]
1999年、冬。
私に生命を与えしもうた父が急死。
突然死であった。
父の死んだ時間、私はいつもの日常を送っていた。
故郷の大阪の妹から電話が入った。
信じ難い訃報であった。
「おとうちゃん、死んでん。。。。。。。」
私は叫んだ。
「うそぉー!」
妹が答えた。
「ほんと!」
また私が叫んだ。
「うそやろ?」
妹は答えた。
「ほんまや!」
また私は訊いた。
「うそやろ?」
妹は答えた。
「ほんとうや!」
また私は言った。
「うそやろ?」
・・・・・
このような2人の問答が繰り返された末に
妹は叫んだ。
「ほんとやぁぁぁぁぁーーーーーーー!!!」
ようやくことの本質が明白になった。
父は死亡した。
時間は夜だった。
新幹線もなければ、飛行機もない。
昔ながらの夜行列車に飛び乗った。
大阪が遠いと思ったのは、初めてだった。
列車の中は、夢か幻の世界だった。
ただ、脳裏に下記の歌詞が回転して止まなかった。
会えなくなってどれくらい経つのだろ?出した手紙も今ポストに舞い戻った。あなた愛してくれたあなた包んでくれた、それは陽だまりでした〜〜♪
上記は恋愛の歌詞ではあるが、父にはもう会うことがないという気持ちが働いたのだろう。
私が最後に父に会ったのは、1998年だった。
もう会うことのない死者に対して、私ができるのは感謝のみ。
優しさと切なさは、いろんなところにある。
最近は想起することが少なかった父の事を、ふと思い出した。
(2002年4月3日)
これは メッセージ 55697 (fufufusan さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/bpa5a4a5ia5afipno9tbbh_1/55699.html