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RE:>適応的突然変異(進化論):横レス

投稿者: NATROM 投稿日時: 2004/10/10 22:59 投稿番号: [55452 / 118550]
>   横レスですいません。進化論に関してはズブの素人ですが、進化に関しては、「神の意志」なぞなく、「宇宙線による遺伝子の破壊や確率的に起こる遺伝子のコピーミスから誘発される突然変異」が進化の原動力だと言うわけですね?

概ねそうです(それと自然淘汰)。生物進化に神の介入があったと信じたい人は自由に信じればよいですが、少なくとも、なんらかの知性が進化に関与したと積極的に疑わせるような自然科学的な証拠は存在しません。(証拠の不在は不在の証拠ではないので、進化は神を否定しているわけではない)


>   遺伝子レベルの突然変異は中立的に起こり、それが生物の形体や生存能力に反映されて自然淘汰されるということですか?

「遺伝子レベルの突然変異は中立的に起こる」という表現は不正確です。「中立的に」より「ランダムに」という表現のほうが適切です。どのような意味でランダムなのかという点については、msg54745を参照してください。


>とすると、いかに強固に結遺伝子でも確率的に遺伝子は変異するよう運命付けられているわけで、進化は必然であるわけですよね。

突然変異の原因として、量子論的な効果がどのくらい影響しているのかは私は存じません(影響しないわけはないと思う)。しかし、そもそもが完全に正確な複製などきわめてありそうにないもので、量子論的な効果の有無に関わらず、突然変異が生じることは避けられないと考えます。


>   話は飛躍しますが、ビックバンの直後は水素しか元素が無かったが、今はウランまで星の進化と消滅によって形成され、複雑度を増してきた。

星の「進化」と生物進化は別物と考えておいたほうがいいです。


>   生命も、原始地球で形成された高分子が、分子レベルの「力」によって結びつきながらも、結合形態は多様性・複雑度を増す自然法則にのっているわけで、新しい遺伝子の組み合せを作るのが「量子論的な力学法則にしたがいながらも、確率的に起こる変異」であるとしたなら、それを個体レベルで保持しあるいは、消し去る仕組みが自然には備わっている。
>   それが自然淘汰なのでしょうか?

何をおっしゃっておられるのかよく分かりませんが、多分違うと思います。量子力学と自然淘汰には直接の関係はないと私は個人的には考えます。他の多くの進化生物学者もそう考えると思います。仮に量子論的な効果がまったくない宇宙が存在したとしても、不正確な自己複製から、突然変異と自然選択によって適応的複雑さは生じうるでしょう。この考えは、コンピュータ・シミュレーションによって部分的には証明されています。進化を量子論的に説明する試みは、ユニークではありますが、きちんと第三者に評価されるまでは、懐疑的にみておいたほうが無難です。
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