モリヤさん
投稿者: silverlining430 投稿日時: 2004/10/07 10:37 投稿番号: [55200 / 118550]
青葉さんはあなたの北朝鮮などに対する考え方に、純粋に敬意を示していたはずですが。
北朝鮮や中国については、僕は詳しくありませんのでおそらくはモリヤさんが満足のいく回答はできないかと思われます。恐縮ですがご了承下さい。
なお、青葉さん同様、下記は僕も分からないです。
>>
中国も、表面の経済発展などの目覚ましい数字の裏では、政権崩壊の危機を内包している…。韓国もしかり。経済基盤が揺らぎ始めている。移民の願望がある者が人口の半数近くに迫るというのは、尋常な状態じゃないですね。もの凄い社会不安が置き始めているんですね。日本は韓国をどう助けるかも頭が痛いじゃないですか。
>>
かなり並々ならぬ危機感をモリヤさんはお持ちのようですね。
この危機感は、おそらく一般に共有されていない部分かと思われます。
それゆえ、モリヤさんご自身の危機感の発露は何なのかをお示しいただかないと、モリヤさんの議論の土壌に乗ることができず、モリヤさんの真意が分からないまま、僕やその他の人たちがトンチンカンなレスをつけるということになるのではないかと懸念します。
拉致問題への日本の対応は、褒められたものでないことは同意します。
そして、非友好的な報復手段であるはずの経済制裁などの外交カードを手放す発言を公にしてしまうのも評価できるものではありません。
武力行使は、日本の場合、憲法9条の規範的制約とともに物理的な制約もあるため、武力行使を外交カードの一つとしては持てないでしょう。
物理的な制約とは、日本は「戦力投射能力」を持たないということです。日本が持つ兵器類や装備体系では、他国に攻め入ることは不可能であり、専守防衛対応しかできないようになっているからです。
ゆえに日本が圧力外交を行う場合、国際法概念上の「報復」として、どのようなカードを持つのかということが課題になります。
そのことを中国は知っています。
韓国も、北朝鮮も知っているでしょう。
報復としてのカードを捨てることは、北朝鮮に対し、圧力外交はしないという意思表示を日本は公に示したということになります。
では、日本は、何を持って北朝鮮の拉致問題、核問題を解決しようとしているのか?
かなり前に書いたことなのですが、日本の北朝鮮に対する外交とイギリスの外交がかなり類似しているということです。特にイギリスのリビア問題をめぐる外交にです。
リビアに米国が徹底的に圧力をかけていた裏で、リビアが国際舞台に復帰できるよう、せっせと環境醸成していたのがイギリスでした。米国も裏でそういう動きをしていましたが…。
したがって、リビアが大量破壊兵器の放棄を宣言したりしたのは、米国の圧力ばかりでなく、イギリスの下地づくりもあったからということになります。
北朝鮮に対しても、日本は、イギリスがリビアにしたのと同じような対応をし始めていないかと思うわけです。
つまり、あくまで最終ゴールである国交正常化をめざし、北朝鮮を国際舞台に復帰させるための下地づくりをするために、日本は圧力外交の側面を捨てた――という推察です。
ただし、リビア問題の場合、米国とイギリスの連携はめちゃくちゃ緊密でした。
つまり剛の米国と柔のイギリスが絶妙にブレンドされた技を繰り出し、見事リビアから一本取ったというわけです。
一方、日本は柔に徹するにしても、イギリスのように剛の技を出してくれる他国と連携できているのかどうか――ということが問題になるのではないかと思われます。
今のところそうした連携が見られたとしても、まだ心許ない。日本の北朝鮮外交は、正直、あまりうまくはないだろうというのが僕個人としての印象です。
北朝鮮や中国については、僕は詳しくありませんのでおそらくはモリヤさんが満足のいく回答はできないかと思われます。恐縮ですがご了承下さい。
なお、青葉さん同様、下記は僕も分からないです。
>>
中国も、表面の経済発展などの目覚ましい数字の裏では、政権崩壊の危機を内包している…。韓国もしかり。経済基盤が揺らぎ始めている。移民の願望がある者が人口の半数近くに迫るというのは、尋常な状態じゃないですね。もの凄い社会不安が置き始めているんですね。日本は韓国をどう助けるかも頭が痛いじゃないですか。
>>
かなり並々ならぬ危機感をモリヤさんはお持ちのようですね。
この危機感は、おそらく一般に共有されていない部分かと思われます。
それゆえ、モリヤさんご自身の危機感の発露は何なのかをお示しいただかないと、モリヤさんの議論の土壌に乗ることができず、モリヤさんの真意が分からないまま、僕やその他の人たちがトンチンカンなレスをつけるということになるのではないかと懸念します。
拉致問題への日本の対応は、褒められたものでないことは同意します。
そして、非友好的な報復手段であるはずの経済制裁などの外交カードを手放す発言を公にしてしまうのも評価できるものではありません。
武力行使は、日本の場合、憲法9条の規範的制約とともに物理的な制約もあるため、武力行使を外交カードの一つとしては持てないでしょう。
物理的な制約とは、日本は「戦力投射能力」を持たないということです。日本が持つ兵器類や装備体系では、他国に攻め入ることは不可能であり、専守防衛対応しかできないようになっているからです。
ゆえに日本が圧力外交を行う場合、国際法概念上の「報復」として、どのようなカードを持つのかということが課題になります。
そのことを中国は知っています。
韓国も、北朝鮮も知っているでしょう。
報復としてのカードを捨てることは、北朝鮮に対し、圧力外交はしないという意思表示を日本は公に示したということになります。
では、日本は、何を持って北朝鮮の拉致問題、核問題を解決しようとしているのか?
かなり前に書いたことなのですが、日本の北朝鮮に対する外交とイギリスの外交がかなり類似しているということです。特にイギリスのリビア問題をめぐる外交にです。
リビアに米国が徹底的に圧力をかけていた裏で、リビアが国際舞台に復帰できるよう、せっせと環境醸成していたのがイギリスでした。米国も裏でそういう動きをしていましたが…。
したがって、リビアが大量破壊兵器の放棄を宣言したりしたのは、米国の圧力ばかりでなく、イギリスの下地づくりもあったからということになります。
北朝鮮に対しても、日本は、イギリスがリビアにしたのと同じような対応をし始めていないかと思うわけです。
つまり、あくまで最終ゴールである国交正常化をめざし、北朝鮮を国際舞台に復帰させるための下地づくりをするために、日本は圧力外交の側面を捨てた――という推察です。
ただし、リビア問題の場合、米国とイギリスの連携はめちゃくちゃ緊密でした。
つまり剛の米国と柔のイギリスが絶妙にブレンドされた技を繰り出し、見事リビアから一本取ったというわけです。
一方、日本は柔に徹するにしても、イギリスのように剛の技を出してくれる他国と連携できているのかどうか――ということが問題になるのではないかと思われます。
今のところそうした連携が見られたとしても、まだ心許ない。日本の北朝鮮外交は、正直、あまりうまくはないだろうというのが僕個人としての印象です。
これは メッセージ 55145 (moriya99 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/bpa5a4a5ia5afipno9tbbh_1/55200.html