社会主義の破綻の原因
投稿者: venture_2016 投稿日時: 2004/09/21 14:07 投稿番号: [53979 / 118550]
>かくて、高邁な理想を内包している筈の社会主義は破れ去った。人々の怨嗟を呼ぶものになってしまっている…。だが、本質はいいのだわ。失業のない社会の何処がいけないの、老後の心配のない社会の何処がいけないの。生産したものをみなで、平等に分ける社会の何処がいけないのか、この問いにキチンと答えるのは容易なことじゃない。
「生産したものを平等に分ける社会」。実に耳障りのいい言葉だ。しかしその前提となるべき事項に対する考察が決定的に欠如している。
人口も増加せず、他国との貿易による財の入手もなく、自給自足の生活をしているのであれば、理想の社会に違いない。向上心はもたず、競争心もたず、百年前と同じ製品、同じ食事、同じ生活レベルで満足できるならであるが。
競争心が学問や芸術の世界であれば、それはそれで何の実害も無いからいい。しかし、今の生活をさらによりよいものに、効率的に楽をして財を入手する心をもった者にとっては、閉塞感に満ちた自由の無い世界でしかない。
人間の欲求として、生存欲求、他者からに認知欲求以外にも、さらに高度な欲求「自己実現の欲求」があることを、完全に無視した思想にしたがって構築されたのが共産主義じゃないんですか?
これじゃ、人間の欲求レベルが高度になれば対応できなるのは当たり前。必然的に崩れ去る社会システムであったわけ。
これは メッセージ 53977 (moriya99 さん)への返信です.
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