対イラク武力行使

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戦争の元凶は、パシフィストNo.2

投稿者: battamother 投稿日時: 2004/08/14 14:42 投稿番号: [50532 / 118550]
以下、日下公人氏の『大人の国のための戦争学』より一部抜粋。

『エゴを丸出しにすれば戦争が減る』
実は、戦争を設計したほうがかえって戦争が減る。
戦争設計の中心は自分の国の利益、国益である。国益を明らかにして戦争を設計することは、けっして悪いことではない。各国がそれぞれに自国のエゴイズムで戦争設計をするのは、世界平和のために非常にいいことである。
もし、お互いの国がエゴを丸出しにすれば、相手の国益がハッキリする。相手の戦争設計が見えるわけで、次にどう出てくるか、すべて読める。そういうときは将棋の用語で言えば敵の攻撃を予測して守るので、お互いに『手を殺し合う』ようになる。周辺国にも同じ事が見えてくるので、周辺国もまた手を殺し合う。すると、かえって平和になるのである。
アマチュアのヘボ将棋はすぐに戦いが起こり、どちらかがたちまち潰れてしまったりするが、これは戦争設計がなくて、先を読んでいないからである。
一方、プロの将棋は一見平凡な進行をたどるが、それはお互いに手を殺し合っているかららしい。歩を一つ突いたり、銀を一つ上げたり、一見、何気ないことをしているようでもある、実は何かを用心していたり、深い考えがあったりする。虚々実々の駆け引きが行われているわけで、水面下の戦いが繰り広げられている。プロの将棋が、『この一手は含蓄が深い』と言うのは、ずっと先の展開が見えているからである。
碁の世界では、呉清原が面白いことを言っている。神様同士が碁を打てば持碁(引き分け)になる。われわれが打つと勝敗が決まるのは、どちらかが間違えているからで、妙手を打ったから勝ったというものではない。妙手を打っても、本当は相手にも同じ妙手があるはずで、五分になるはずだ。私が強いのではない、相手が弱いだけだ、というのである。
あるいは、剣術の達人同士の試合は、二人が『いざ、いざ』と言って、刀を取って向かい合うが、どちらからも仕掛けない。刀の切り先が微妙に前後左右に動いているが、どちらも切りつけない。そのうち片方に汗が出て、呼吸が乱れてきて、やがて太刀を投げ出して、『恐れ入りました。この勝負は私の負けです。遠く及ぶところではありません』ということで終わってしまう。
これはお互いに手を殺し合っているのである。仕掛けるのが無理だから仕掛けない。仕掛ければ切られるのが分かっているから、仕掛ける勇気がでない。さりとて向こうからも来ない。というのは、まさに侵さず侵されずである。お互いに、血を流さずに勝負がつく。これは平和になったということでもある。
戦後日本の平和主義者と称する人やマスコミは、『戦争を論じること自体、軍国主義に通じる道』と世論を誘導してきたが、こういった人達の考えはアマチュア将棋や子供の剣術のようなもので、かえって戦争に巻き込まれやすく、危険な思想である。
第一次世界大戦は、まさにパシフィスト(平和主義者)がいたために起きた大戦だと言ってよいのである。それまでは、あのような全面戦争はなかった。パシフィストがいなくて好戦的な君主が沢山いたからである。

※日下氏の論理は、『議論バトル』にも共通することかも知れない。(by   バッタ)
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