対イラク武力行使

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Re.「正しい戦争は・・・・」

投稿者: kotori730 投稿日時: 2004/08/13 01:14 投稿番号: [50311 / 118550]
>なぜ、このような混乱が起こるのだろうか。それは、平和を作る手段が戦争を作る手段とほとんど同じであり、平和を保つのも軍隊なら戦争を作るのも軍隊だ、という、国際政治の最も基本的な逆説からから生まれている。


あとがきには続きがありますね。藤原帰一氏はこう続けています。

「冷戦時代は、この問題はようするに核戦略の『合理性』の問題だった。核軍拡を続けながら軍縮交渉を続けるという、右手でウィスキーを勧めながら左手で胃薬を売りつけるような倒錯が続いたのは、権力政治の論理からみても核兵器が本当に戦争の役に立つのか、曖昧で、不合理な性格を持っていたからだ。
  それでは、冷戦が終ったあとの現在の国際関係において、戦争にはどんな意味があるのだろうか。もっと踏み込んで、正しい戦争はあるのか(第一章)、核兵器が平和を支えているのか(第二章)、独裁政権を倒さなければ平和はやってこないのか(第三章)、そんなふうにイヤな質問を考えるのが、この本の目的だった。」

きちんとお読みになったのならば藤原氏が第一章、第二章、第三章においてどのような考えなのかはおわかりでしょうけど   抜粋なさった「あとがき」は氏の結論というものではありませんね。

私が読みました一番、最近の藤原氏はSIGHT7月号においてこのようにおっしゃっています。
「戦争が始まるときは、イラクは悪い政府だからアメリカの主張は正当だとか、これはアメリカとの協力じゃなくて国際協力なんだとか、外務省は言い張りましたけど、ほんとうはそうじゃない。アメリカが戦争するのを止めようがないからついてくしかない、って話です。占領統治が行き詰まると、今度はアメリカだけで支えることができないから、我々が協力すべきだって議論になる。そして現在、ここまで状況が悪化すると、だからこそアメリカにがんばってもらわなくちゃってことになる。これが、しかし全部、倒錯した議論でしょう。やる必要がなかった戦争によって混乱が生まれたっていう、単純なことを見据えてないんですよ」

イラク戦争は「やる必要がなかった戦争」   正しい戦争ではないわけですね。さすが私が大好きな藤原帰一氏。
NHKの日曜の討論などでも開戦前からず〜っとおっしゃってましたけどね。
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