対イラク武力行使

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「正しい戦争」はほんのとうにあるのか

投稿者: battamother 投稿日時: 2004/08/12 23:26 投稿番号: [50298 / 118550]
帯)『戦争は正義かそれとも必要悪か』フセインを倒すために戦争は必要だったのか。平和のために戦争は必要なのか。

以下、国際政治学者   藤原帰一著の≪『正しい戦争』は本当にあるのか≫のあとがきより抜粋

正しい戦争ってあるんだろうか。戦争をなくすなんて、無理なことだろうか。
そんなことはわかりきってる。戦争は悪いに決まってるじゃないか。そういう人がいるだろう。平和な暮らしをおくる人々にとって、戦争は過去の不幸なできごとであり、不幸な地域を襲う運命に過ぎない。平和も戦争も、遠い世界のことのように思えるだろう。
だが、戦争は決して遠い世界のできごとではない。9.11事件のような悲惨な暴力前にすると、敵を倒さなければ平和な暮らしを守ることもできない。なんて議論も生まれてくる。平和が正しいと漠然と思っている人も、侵略者を退治しなければ平和は取り戻せないではないかと言われれば、正しい平和を実現するためには正しい戦争も必要ではないか、そんな気にもなるだろう。
こうして、陳腐なほど当たり前に見えた『平和』という言葉の意味が、ごく簡単に、正反対のものに変わってしまう。
(中略)
冷戦が終わって、核戦争で世界が壊滅する危険は遠のいたはずだ。ところが、まさに世界戦争の心配が薄れた時代を迎えてから、正義の戦争とか、民主主義の拡大とか、それまでになく強気の議論が出現したのである。日本でも、海外派兵こそが国際協力であり、国際平和への貢献だ、という主張が広がってきた。こうなると、何が正しいのか、まるで分からなくなってしまう。
なぜ、このような混乱が起こるのだろうか。それは、平和を作る手段が戦争を作る手段とほとんど同じであり、平和を保つのも軍隊なら戦争を作るのも軍隊だ、という、国際政治の最も基本的な逆説からから生まれている。
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