生物と色即是空
投稿者: theme_from_papillon 投稿日時: 2004/07/25 15:02 投稿番号: [47551 / 118550]
>生物の発生のメカニズムはわかっても、
生物発生のメカニズムも全てがわかっているわけではないと思います。
>結局、(なぜ?)の問いにはこたえられない。
何故、自分は生まれてきたのだろうというのと似たようなところもありますが、
物理学的に言えば、宇宙のあらゆる活動がエントロピー増大の法則で、
まっしぐらに突き進む中にあって、その逆を追い求める存在も必要だという
ことかもしれません。
>人間の社会はもっと複雑だと思うんですよ
人間社会を生物界のどこに位置づけるかにもよります。
私は、生物界の一部だと捉えていますが、生物進化の背後にある深遠な原理は
まだまだ、現代の生物進化論を以ってしても計り知れないものがあります。
特に大進化は適者生存だけでは全く説明できません。
>生物全般の問題にしてもつきつめると(時間)の問題とかもでてきますし。
おっしゃる意味がよくわかりません。
>色即是空が理解できれば仏教を大体理解したことになるそうですね
色即是空については、現代の宇宙物理学をかじったことがある人には、
ある程度、実感されることでしょう。
宇宙は真空のゆらぎから誕生した。誕生した直後は質量のない粒子
(波が固まったようなものと思ってもよい)で満たされていたが、対称性の
破れという現象が起きて、質量が生じた。
やがて、この宇宙も真空に戻るのでしょう。永遠に広がっていくという説も
ありますが、空とか無に近い状態になることには変わりありません。
権力や欲望が渦巻く人間世界に嫌気がさしたり、その渦中にある者を
諌めるときには、色即是空の考え方もよろしいかと思いますが、
通常は、この世界は全て、波の反応に過ぎず、やがて無に帰すなどという
考えは起きないものです。
この世界は何とも言えない情緒があり、神秘的で、生きていること自体が
すばらしい。
そのように感動してくれる存在を宇宙は求めていたのだろうと思います。
これは メッセージ 47544 (kumeruoukoku さん)への返信です.
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