対イラク武力行使

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ジェンキンス氏の罪

投稿者: sunsaun1 投稿日時: 2004/07/20 07:28 投稿番号: [47083 / 118550]
『よど号犯人とJ氏のどっちを北側は信頼していると思う?よど号犯人らは自らの意思で北に入った思想犯でありJ氏より性根は座っている。比較するまでも無いが。対してJ氏の脱走が事実なら彼は祖国を捨てた裏切り者だよ。』

祖国を自らの意志で裏切ったという意味ではいずれも一緒。この両者を比較するより、拉致された人と、脱走なり何なりで自らの意志で北朝鮮入りした人との比較の方がむしろ重要。拉致された人は無理からにも拘わらず、横田めぐみさん初め重要な任務を任されている。(あくまでも可能性)
だとしたら、自らの意志で脱走して北朝鮮入りした彼にはより重要な任務を任せる可能性大。
北朝鮮には38度線などの厳しい脱北防止策を設けている。もちろんそれをくぐり抜けた者が幾人かはいるが、基本的に一旦北入りした者は外に出さない、出ることが出来ないということが原則になっているわけだから、その後相手が裏切ってなどの想定はまずなかったはず。ましては40年前に今のような自体になるなど想像できなかっただろうし。そういう意味で、北朝鮮が重視しているのは、相手がどれだけ使える能力を持ち合わせているかにある。
少なくとも今アメリが軍がジェンキンス氏にかけている嫌疑は、単なる脱走のみならず、他の米兵への脱走をそそのかしたこと、アメリカへの忠誠放棄を他のアメリカ兵に奨励したこと。冷戦時共産側に亡命し、反米宣伝に手をかしたこと等。この全てが彼の意志で為されたという疑いがあるわけだ。これが事実なら、ある意味よど号犯より確信犯だよね。

ベトナム戦争の場合、全ての兵士が処罰された訳ではない。仲間の兵士にそそのかされた場合、訴追が免除されたケースもある。敵につかまり捕虜にされ、協力させられた場合、命を守る為にやむを得ないということで、非常に軽い処分で済んだケースもある。ジェンキンス氏の場合は、そのいずれでもない。
それよりは、アメリカ軍が今軍事作戦を続けているイラク・アフガニスタンにおいて、脱走事件が起こっている。休暇で定期的に本国に帰ったまま戦線に復帰しないとか、戦場を離脱する兵士が少なからずいる。それに対してアメリカ軍は、一人一人摘発し、命令違反の罪、脱走の罪などの厳しい法的手段をとっている。そうした最中、過去の事とはいえ同じような罪を犯したジェンキンス氏を不問に付すというわけにはいかない事情があるわけだ。
しかも、当時軍事境界線で活動しながら北朝鮮に亡命したと見られる兵士が、ジェンキンス氏の他に3人いると言われている。ジェンキンス氏の訴追を免除すれは、他の3人の訴追にも悪影響がある。日本政府もこのへんのことは分かっているはず。
原則を大事にしている法治国家では、刑事訴追を受けるべき人を訴追対象から外す為には厳格な法的根拠が必要。日本の拉致被害者の家族というだけではその根拠にはならない。中でも脱走は重罪。
ただ、仮に裁判で有罪だった場合でも、簡単な真偽で罪を軽くすませることが可能。
いわゆる情状酌量というケース。40年間において北朝鮮で得た重要な情報を提供する代わりに、彼の罪を追究しないという取引を成立させることも可能だということ。この結果は必ずしも公表する必要がないので、政治的判断でそうした取引が成立したといえば済む。
結論的にいえば、ジェンキンス氏はいずれの国籍にあろうと、アメリカに訴追の権利がある。もてる情報の全てを吐露するならばその刑の軽減もしくは罪を問わないという道もあるということ。
要は、北朝鮮が日本にジェンキンス氏を渡した。その条件として、北への経済援助はもちろんのこと、ジェンキンス氏の過去を問わないということがあったかも知れない。だとすると、もし彼が重要な機密事項を握っていたとしても永遠にそれは藪の中となってしまう。そこで、アメリカが訴追の権利を掲げて、その情報を合法的に引き出そうという作戦を取ると考えた方が自然。
もっとも、ジェンキンス氏が本当に重要な情報を持ち合わせているかどうかは、今後の問題だから、今ここで審議してもどうにもならない話だよね。結局。
この入院中に日米間で、いずれにも益のある方法での道を話し合ってゆくことでしょう。
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