対イラク武力行使

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>ブッシュ君の功績

投稿者: need2003jp 投稿日時: 2004/07/11 17:15 投稿番号: [46626 / 118550]
  masajuly2001さん、お久しぶりですね。相変わらずの辛口の投稿のようで・・・まあ、私なりの勝手な解釈をさせてもらうとすれば、「本当の姿=アメリカ・シンドロームの崩壊」に関していえば、覇権国特有というか、アメリカ自身が自らの民主主義に驕ってしまったのかなと思っていますよ。ハリバートンの石油利権の件も酷かったけど、昨年の5月1日の大規模終結宣言後の初期統治の段階で、「アメリカ・シンドロームの崩壊」を見てしまったような気がしている。
  以前にもいったかもしれないが、アメリカは様々な移民によって成り立った、「多人種国家」で、ナショナリズム観や国境観というのも、西欧諸国とは一線を画していた。つまり、アメリカの民主主義のすばらしさは、「多人種」という点で、自分たちとは異なる文化を受け入れるというか、認識するというか、「違い」というものを認めていた。それが、今回の戦争で、「違い」を認めることを失ってしまった。
  確かに、フセインは悪かったかもしれない。けど、アメリカとしては過去に、フセインを対イランの対抗馬の道具として利用していた時期もあったのも否めないが・・・それでも、フセインを排除したことは、ブッシュ君の功績にはなるだろう。
  話を戻しましょう。「アメリカ・シンドロームの崩壊」だが、結局はブレマーさんの初期統治に問題があったということだろう。とにかく、第2次大戦後の日本の戦後統治のように、フセインの遺物(旧イラク軍やバース党員)といった治安を支えていたものまで、徹底的にぶち壊してしまったのだ。おかげで、イラク国外からテロリストが乱入して、テロのオリンピック状態を作ってしまった。別に、フセインの独裁体制を壊すことはいいが、戦後の不安定な治安状況で、復興に必要な治安の安定に欠かせない人たちを排除するとは・・・まあ、米英軍などで治安をまかないきれるという甘い考えがあったのかもしれないが、現在のイラク復興にテロの影がさし続けているのは、ブレマーさんの甘く、強権的な姿勢が裏目にあるといっても過言ではない。
  それに、イラクというのは、イスラム教国とはいっても、多くの宗派・部族からなる、複雑な「多部族国家」である。この国家観の「違い」を、アメリカはきっちり認識できていたのか?ブレマーさんの初期統治では、「自分たちの民主主義が正しいんだ」という「驕り」が垣間見れたような気がする。社会主義とは違って、イスラム文化は、歴史的にはるかに長く、重みがあるのだが・・・そこを無視して、多人種国家的なやり方での統治や民主化を進めようとすると、厄介な事態になるかも・・・普遍性の罠というか。覇権国となると、そういった独善性を持ってしまうのだろうなあ。
  さて、「歴史の必然」という投稿で、イラクについて、「民主主義的な国」になってほしいと説いてくれていた人たが、本当のところ、日本やアメリカ、そして西欧とも違う、このイラクという国の民主主義とは何なのだろうか?と思う。このデリケートなモザイク国家で、民主主義を新しく創造するのは、かなりの時間と労力が要るだろうと思う。国家観そのものが違うだけに、単なる枝葉末節の修正でうまくいくのか・・・今の段階ではちょっと見通しが立たない。まあ、アメリカ自身が、どういう風になっていくのかもわからないし、とにかく単純に読みきれない。ただ、一ついえることは、テロも、部族・宗教のいざこざも、そして統治体制も、まだ完全には解決していないままの主権移譲なだけに、アメリカにとっても、日本にとっても、そしてイラク人にとっても、本当の試練の場になりかねないということか。それでは、また・・・いつか。
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