対イラク武力行使

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RE:「反戦」の意志の逆利用(上)

投稿者: etranger3_01 投稿日時: 2004/07/10 17:38 投稿番号: [46579 / 118550]
まず、これもあくまで私の私見にすぎません。911を経たアフガン戦争以来、アメリカの世論やメディアの推移を見ていて、私は常に「戦争を肯定する勢力」の暗躍を見ている気がしました。そして非常に歯がゆい思いをしてきました…。

その考え方はこうです。

●戦争の悲劇化による美化戦略

「戦争を肯定する勢力」の戦争の肯定方法というのは非常に巧妙です。ただメディアを使ったプロパガンダを行って戦争の必要性を訴えるだけでなく、その反対のプロパガンダ(つまり反戦を擁護する、あるいは戦争を非難する報道)を行って、戦争を悲劇化し「美化」するという手段をとるからです。「美化」された戦争は、本来強く否定されるものはずが、「美化」されたことの感傷によって人は戦争を「悪」ではなく「悲劇」として受け止め、結局「戦争は哀しいこと」「しょうがない」という諦め(受け容れ)の感覚を植え付けられます。このような感覚が一度植え付けられると、戦争を「哀しいことだと思う」という感覚はあっても、戦争「悪として否定する」という強い姿勢を持つことができなくなります。私はこれが、アメリカ国民が陥っている一つの洗脳状態なのではないかと思っています。

●現在のイラク情勢に絡む米国民感情の推移

具体的な統計などは敢えて出しませんが、全体として米国民のブッシュ政権に対する信頼が日に日に落ちてきていることに関しては、最近の報道などからも明らかだと思います。この国民感情を左右している源はなんでしょうか。メディアですね。ブッシュ政権から離れはじめている米国民は、たびたびの虐待報道や、テロリストたちにより斬首報道などに動揺し、そこに開戦の正当性に関する議会報告書なども加わり、イラク戦争の大儀を信じることができなくなっています。しかし、こうしたブッシュ政権に対する不利な報道を行っていたメディアは、開戦直後まったくブッシュ政権を非難するような材料を報道せずにむしろイラク攻撃を肯定する内容の報道に終始していました。「マスコミ感情」というものがあるのだとすれば、メディアはなぜ急にブッシュ政権に対する報道姿勢を変えたのでしょうか。私はここに、「戦争を肯定する勢力」による巧妙な仕掛けがあると見ています。
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