対イラク武力行使

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国際社会への日本型システムの適用(2)

投稿者: venture_2016 投稿日時: 2004/07/10 01:44 投稿番号: [46511 / 118550]
現在の国連と米国の関係を、日本の天皇と武家政治の関係に類比させうることは先に述べた。徳川幕府を頂点とした大名は、冷戦体制が終了し、唯一の超大国米国の影響にさらされることになった現実世界の多くの民主国家に相当しよう。

国連が加盟国から構成され、安保理や国連総会といった組織上の決定システムを如何に持とうが、役割から見れば、「国連のお墨付き」といった「建前場の大義」を与える機関に過ぎず、徳川幕藩体制の中で、京都の公家と天皇が果たした役割とほぼ同じ。

  で、大名の主な関心事は、立場上は同じ武家ではあるが、天皇から征夷大将軍の任を受けた徳川家に如何に協力し、取り潰しの目に合わないようにするか。

>「自国の防衛を放棄して国連のいうことをきくバカがいるか?」という"現実論"の破綻が明らかになった議論だった。

この類比関係に当てはめると、この一文は「自藩の防衛を放棄して、天皇のいうことをきくバカがいるか?」という“現実論”の破綻を言うことになる。しかし、もし我々が徳川時代の諸大名に同じ問をしたなら、この現実論のみがすべてであるはず(想像ですがね)。

武家政治の為政者は、一応、形式的には天皇を敬ったが、現実には、天皇は神社の神主同様、伝統に則って形式的な儀式をするときにのみ必要になる存在か、あるいは徳川に楯突くとき、武家から超越した精神的な拠り所の存在でしかなかったはず。

>国連の枠組みはあくまで話し合いによる合意形成をめざし、軍事行動を行う場合も一定の手続きを要求し続ける。

この一文は、話し合いにより形成された合意など、天皇(=国連)が出す単なるお墨付きに過ぎないと誰もが思っているが、武家たちは表向きお墨付きを取る事に腐心した情勢を、国際社会に置き換えも成り立つことに過ぎない。

で9.11テロは何に相当するか?   辺鄙ではあるが金鉱をもつ蝦夷地(=イラク)のゆかりの者が、徳川幕藩体制の浸透に憤慨し、刺客を送って江戸の町に火を放ったようなもの。
徳川(=米国)が、征夷大将軍であれば、懲罰として蝦夷地を滅ぼすことに関して何ら問題ない。

問題は、天皇が征夷大将軍の任を徳川に与えていないとき、どうなるか?蝦夷地の近隣の大名は、大義を要求し、徳川に反旗を翻すことになる。徳川はそれに対応するには天皇(=国連)にお伺いを立てなければならない。しかし、実権も責任ももたない天皇の裁定などまっていられない。かくして、徳川(=米国)はそれを軍事的に蝦夷地を制圧するが、諸大名は、天皇の勅命も待たずして勝手な行動を起こしたと非難する。

現在の世界情勢を、近代的な民主国家の集団と考えるのは、まったくもって誤りで、いまでに前近代的であって、江戸時代の権力の二重構造がそのまま当てはまるようなレベル。


>”現実を前にしたら、国連なんかまどろっこしくて相手にしてられないこともある"という主張は、アメリカが「話し合い」と「ルール」を放棄してしまったことを体よく言いつくろっているだけ。

これに相当する当時の日本人が考えた賢い解決方法は、徳川家に征夷大将軍の任を与えたこと。この解決方法は、現在の国際情勢にも当てはめることができる。すなわち、米国に征夷大将軍(=軍事的統率権)を与えること。そして天皇(=国連)は、ほぞぼそと勅令を発すること。

現に、徳川が征夷大将軍で幕藩体制を敷いたことによって、徳川300年の泰平が実現したわけであるから。
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