対イラク武力行使

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RE:国連の許可は必要ではない(下)

投稿者: etranger3_01 投稿日時: 2004/07/06 07:07 投稿番号: [46161 / 118550]
国連憲章には、(1)むやみやたらな戦争への突入を禁止する規定と、(2)加盟国独自の内政問題への不干渉を原則とすると規定、そして、(3)個別的自衛権と集団自衛権の行使を妨げない規定が含まれていることで、それぞれの拘束性と国家主権との力関係をバランスアウトしています。

アメリカは国連憲章の加盟国です。したがって、アメリカが他国と戦争状態に陥ることの理由にできるのは、それが内政問題である場合(二国間の外交問題として二国間で戦争に陥ることに同意して戦争に至った場合:一方的な攻撃はこれに該当しません)、あるいは個別的自衛権と集団的自衛権の行使が理由である場合のみです。しかし、それも安保理が必要な措置をとるまでの間と限定されています。

第51条を持ち出して自衛権に関することを貴女と論じるのは二度目になりますが、このままだと堂堂めぐりになります。しかし、あなたは感情論(アレルギー)で国連の役割を否定しているのであって、私は現実に国連が持つ役割を、その規定に則って論じているのです。私は、感情論が理論に勝るのは衆愚政治を作り出す要因になると考えていますので、断固としてあなたの感情論は受け容れるわけにはいきません。

現在もアメリカは国連加盟国であり、その規定によって拘束を受けることについて国家として受託しているのにも関わらず、国連が規定する国際プロトコルを無視してアメリカが一方的な武力行使を行えるという道理とその論理的道筋を示してください。また、この際は国際プロトコルは無視しているのでイラクの「違法性」は根拠になさらなくて結構ですので他の理由を示してください。あなたがアレルギーからくる感情論や抽象論ではなく、事実に基づくロジックに匹敵するカウンターロジックで返さない限り、私はこの議論を終わらせるつもりはありません。

>エトランゼさんは常に合法性に目をむけてばかりで、事実を見つめていない。違法合法にかかわらず、現に危険が迫っているときに、のんきなことはいってられないでしょう?   いつまで戦争するかしなかもめていて、相手がせめてきたらどうするんです?

事実を見つめているからこそ、既存の機構の現実的能力を正確に把握しておく必要があるのです。また、「危険が迫っている」という主張はアメリカ独自のものであり、私はアメリカ独自の主張を肯定するために「相手が攻めてきたらどうしよう」という考え方はしません。アメリカの主張はアメリカの主張です。それが「世界の現実」のような錯覚を持ってもらっては困ります。

アメリカに迫る危機はアメリカに迫る危機であり、世界に対する危機ではないのです。現に、いまアメリカに迫る危機は実質世界の多くにとってはまったく関係のない事実となっています。アメリカとともに危機にあるのは、一握りの同盟国(日本も含まれる)であり「世界」ではありません。その一握りの国が直面する(と主張する)危機のために、国際秩序全体を乱すわけにはいかないというのが国際社会のコンセンサスだったと思います。
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