>原発の耐震性
投稿者: dorawasabi5000 投稿日時: 2004/06/24 23:27 投稿番号: [45012 / 118550]
>いいかい、工学の世界じゃ実証しない限り、単なる仮説で、誰からも鼻も引っかけてもらえねぇの。
★【東海地震最高権威 元地震予知連会長が怒りの告発】
「サンデー毎日」2004年2月29日号掲載
日本の地震学界を代表する重鎮が「国策」である原子力発電に「NO」を突きつけた。巨大地震の恐ろしさや科学技術の不確実性を知り尽くしているだけに、危険エリアで原子炉を動かし続ける電力会社や認可した国への批判は痛烈を極める。これは"事件"だ。
『浜岡原発は即刻停止せよ』
「これは、世界のどの国家も試みたことのない壮大な人体実験です。・・
■茂木清夫氏……74歳。東京大学名誉教授にして地震学の権威。
東大地震研究所所長、地震予知連絡会会長を歴任するとともに、東海地震の発生の可能性を判断する国の地震防災対策強化地域判定会(略して東海地震判定会)の会長を1991年から5年間務めた。
東海地震とは、1854年の安政東海地震以来、150年間も地下でひずみをため続ける駿河湾・遠州灘付近を震源に「いつ起きてもおかしくない」とされる【マグニチュード8級の大地震】を指す(別図あり)。
その想定震源域のほぼ中央に、茂木氏が「愚挙」と呼ぶ巨大施設がある。この瞬間もうなりを上げて稼動している中部電力浜岡原子力発電所(静岡県浜岡町)である。
「原発の数や発電量でいえば、日本は米国、フランスに次いで世界第3位、続いてロシア、ドイツの順です。が、
【日本以外の国は地震のない安定した大陸に位置している。】
実際、過去100年間に起きたM7以上の震源の浅い、すなわち都市に大被害を与える地震の分布図と重ね合わせると、【地震マークで埋め尽くされるほど不安定な地盤にありながら、なおかつこんなに原発が集中している国は世界で唯一、日本だけです。】
しかも、よりによって巨大地震の発生が最も懸念されているところに原発を設置するなんて、世界の常識からすれば異常と言うほかありません。
・・
ここで我々の脳裏をよぎるのは、1979年米国でのスリーマイル島原発事故や86年、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故だ。とはいえ、日本の技術力は世界に冠たるレベルのはず――そんな幻想を茂木氏は打ち砕く。
「立地だけでなく、原発そのものの耐震性にも疑問があります。
例えば、原子力施設の耐震設計審査指針は、【上下方向の地震力を水平方向の2分の1として設計するよう求めていますが、】
阪神大震災などいくつもの地震で、震源に近い地表の直径数十センチもある石が宙に跳ね上がったことが確認されています。
石が飛ぶということは上下方向に約1000ガル以上(1ガルは毎秒1センチの加速度で、阪神大震災では818ガルを観測)の加速度があったことを意味し、
【2分の1どころか、水平方向の地震力にも匹敵する大きな振動もありうることが分かってきた。】
【しかし、初期の設計である1号機と2号機は、この上下方向の耐震性については十分に検討されていないはずです。このように、これまで測定器の不備などで見えなかった地震の性質が次々と明らかになっている。】
また、中部電力は大型実験装置で安全性を確認していると説明しますが、
【原発は精密装置の複合体であり、耐震性の評価は難しい。現代人には未知の地震を、現在とは微妙に異なる条件で再現しても、安全証明にはなりえないのです。】
日本では、【大地震のたびに予想外に大きな被害が出て、耐震基準の見直しを迫られるという歴史をたどってきたこと】
は、防災や地震に携わる者なら誰でも知っています。
そもそも事態が想定通りに起きてくれるなら、・・・、
【95年の高速増殖炉「もんじゅ」のナトリウム漏れ火災事故も、度重なるロケット打ち上げ失敗もなかったでしょう。】
まだしも道路や家屋なら耐震基準を見直して「次」に備えるのは意味があるが、【原発震災に「次」はない。】
チェルノブイリのような事態が起きれば、【日本の主要都市は高濃度の放射性物質に汚染され、】取り返しがつかない。
「想定外でした」では済まない以上、最悪のケースを前提に事を決するべきです。」
★ 意見を聞こうとしない電力会社
実際、浜岡でも01年11月、【1号機で世界的にも例のない配管爆発・破断などの深刻な事故が相次ぎ、】
その後の定期点検でもひび割れなどが見つかったため、同機は現在も停止したままだ。
★【東海地震最高権威 元地震予知連会長が怒りの告発】
「サンデー毎日」2004年2月29日号掲載
日本の地震学界を代表する重鎮が「国策」である原子力発電に「NO」を突きつけた。巨大地震の恐ろしさや科学技術の不確実性を知り尽くしているだけに、危険エリアで原子炉を動かし続ける電力会社や認可した国への批判は痛烈を極める。これは"事件"だ。
『浜岡原発は即刻停止せよ』
「これは、世界のどの国家も試みたことのない壮大な人体実験です。・・
■茂木清夫氏……74歳。東京大学名誉教授にして地震学の権威。
東大地震研究所所長、地震予知連絡会会長を歴任するとともに、東海地震の発生の可能性を判断する国の地震防災対策強化地域判定会(略して東海地震判定会)の会長を1991年から5年間務めた。
東海地震とは、1854年の安政東海地震以来、150年間も地下でひずみをため続ける駿河湾・遠州灘付近を震源に「いつ起きてもおかしくない」とされる【マグニチュード8級の大地震】を指す(別図あり)。
その想定震源域のほぼ中央に、茂木氏が「愚挙」と呼ぶ巨大施設がある。この瞬間もうなりを上げて稼動している中部電力浜岡原子力発電所(静岡県浜岡町)である。
「原発の数や発電量でいえば、日本は米国、フランスに次いで世界第3位、続いてロシア、ドイツの順です。が、
【日本以外の国は地震のない安定した大陸に位置している。】
実際、過去100年間に起きたM7以上の震源の浅い、すなわち都市に大被害を与える地震の分布図と重ね合わせると、【地震マークで埋め尽くされるほど不安定な地盤にありながら、なおかつこんなに原発が集中している国は世界で唯一、日本だけです。】
しかも、よりによって巨大地震の発生が最も懸念されているところに原発を設置するなんて、世界の常識からすれば異常と言うほかありません。
・・
ここで我々の脳裏をよぎるのは、1979年米国でのスリーマイル島原発事故や86年、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故だ。とはいえ、日本の技術力は世界に冠たるレベルのはず――そんな幻想を茂木氏は打ち砕く。
「立地だけでなく、原発そのものの耐震性にも疑問があります。
例えば、原子力施設の耐震設計審査指針は、【上下方向の地震力を水平方向の2分の1として設計するよう求めていますが、】
阪神大震災などいくつもの地震で、震源に近い地表の直径数十センチもある石が宙に跳ね上がったことが確認されています。
石が飛ぶということは上下方向に約1000ガル以上(1ガルは毎秒1センチの加速度で、阪神大震災では818ガルを観測)の加速度があったことを意味し、
【2分の1どころか、水平方向の地震力にも匹敵する大きな振動もありうることが分かってきた。】
【しかし、初期の設計である1号機と2号機は、この上下方向の耐震性については十分に検討されていないはずです。このように、これまで測定器の不備などで見えなかった地震の性質が次々と明らかになっている。】
また、中部電力は大型実験装置で安全性を確認していると説明しますが、
【原発は精密装置の複合体であり、耐震性の評価は難しい。現代人には未知の地震を、現在とは微妙に異なる条件で再現しても、安全証明にはなりえないのです。】
日本では、【大地震のたびに予想外に大きな被害が出て、耐震基準の見直しを迫られるという歴史をたどってきたこと】
は、防災や地震に携わる者なら誰でも知っています。
そもそも事態が想定通りに起きてくれるなら、・・・、
【95年の高速増殖炉「もんじゅ」のナトリウム漏れ火災事故も、度重なるロケット打ち上げ失敗もなかったでしょう。】
まだしも道路や家屋なら耐震基準を見直して「次」に備えるのは意味があるが、【原発震災に「次」はない。】
チェルノブイリのような事態が起きれば、【日本の主要都市は高濃度の放射性物質に汚染され、】取り返しがつかない。
「想定外でした」では済まない以上、最悪のケースを前提に事を決するべきです。」
★ 意見を聞こうとしない電力会社
実際、浜岡でも01年11月、【1号機で世界的にも例のない配管爆発・破断などの深刻な事故が相次ぎ、】
その後の定期点検でもひび割れなどが見つかったため、同機は現在も停止したままだ。
これは メッセージ 44903 (venture_2016 さん)への返信です.
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