対イラク武力行使

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>>エトランゼさん番外編 a

投稿者: etranger3_01 投稿日時: 2004/06/02 12:45 投稿番号: [41882 / 118550]
RE:>エトランゼさん番外編   a(1)

>エトランゼさんほどのひとがこんな屁理屈をいうとはびっくりです。

実は、屁理屈じゃありません。

直近の出来事としては、コソボ紛争時の戦勝国側、NATO加盟国に対する公正な裁きが行われなかったことが挙げられます。

当時のメアリー・ロビンソン国連人権高等弁務官は、新設されたばかりの彼女のポストを駆使してコソボ紛争に関わる両当事者(NATO加盟国含む)に対して、戦争犯罪を犯した場合の公正な裁きが課せられるべきだと考えていました。しかしNATO側が弁務官に協力せず牛歩戦術に出て、弁務官事務所が総力を挙げてNATO訴追のための証拠集めに奔走した頃には既に遅しで、証拠は隠滅され、弁務官はNATOを訴追することができませんでした。

そしてコソボはどう裁かれたかというと、安保理設置のICTY(旧ユーゴ国際戦犯法廷)によって、介入者のNATOではなく敗者のセルビア側の人間だけが裁かれる形となって結末を迎えたんです。結局、NATOの戦争犯罪を追及するという前代未聞の試みは失敗に終わりました。

知ってのとおり、当時のコソボ介入を決めたのはアメリカです。そしてNATOはアメリカ主導で指揮され、アメリカ主導で数々の戦争犯罪が行われました。そして、アメリカ主導のNATOは戦争に勝ち、敗者のセルビアのみが断罪されたんです。

これが、戦勝国のやり口です。ほんの5年前の話です。私はそれから、アメリカの本質がさほど変わったとは思っていません。

したがって、

>アメリカが真実を求める国だからこそ、
なかなかみつからないと正直にいったし、みつかっても少量だとはっきり発表している。

─というアメリカの主張は、前科のある戦勝国だからこそ信用できないんです。また、いまはブッシュ政権だからクリントン政権とは違う、という主張も受け入れられません。国家としての本質の根本は、政権交替ごときでは変わらないからです。

ちなみに、

>もしそうならフセイン政権が倒れた時に倉庫一杯のWMDの備蓄をみせて「ほれみろ、あっただろう!」とやれば良かったじゃないですか。

そんなあからさまにわかる情報操作をするほどアメリカはバカじゃないと思います。逆に言えば、それだけ利口だっただけの話です。

(つづく)
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