対イラク武力行使

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etrangerさんの間違い<続き>

投稿者: silverlining430 投稿日時: 2004/06/02 02:13 投稿番号: [41829 / 118550]
ちなみに、「決議678と687は今も有効であり、米国とその同盟国に武力行使の権限が授権されている」という見解の妥当性については、すでに決着済みです。したがって、これについて今頃etrangerさんが論じたとしても、意味はありません。

ボーンマウス大学のニコラス・グリーフ教授と英国国際比較法研究所の副所長であり、ユニバーシティカレッジ・ロンドンのトニー・アウスト客員教授が、オックスフォード大学のボーン・ロウ教授(国際法学の権威ですね)の審判の下で、武力行使の正当性についてディベートしたということがありました。

ここでロウ教授は「決議687の採択により、決議678が容認したクウェート国境回復のための武力行使は、事態の権限が国連安保理に戻ったため、事実上消滅した」と指摘し、「イラクに対し、必要な追加措置を行使できるのは安保理であって個別の国家ではない」と結論付けることで、米国の公式見解を退けています。
http://www.bbc.co.uk/radio4/today/reports/international/iraq_judgement.shtml

このロウ教授の見解は多くの国際法学者のコンセンサスを得て、イラクに対する武力行使の合法性はナイ――というところに落ち着いています。

僕もロウ教授の見解を支持しているため、大枠の結論としては、etrangerさんのご意見と異なってはいないのですけどね。

ただ、合法性の問題とは別に、今回の武力行使はイラクと世界の将来にとって、まったくの無駄であったのか、それとも何か意味があったのか――について論じる必要はあるかもしれません。

フセイン政権を崩壊させたということだけは評価しているイラク人は結構多くいるということ。

WMDについても、イラクが大量備蓄していることはあり得ないと早くから分かっていたUNSCOMの初代委員長、ロルフ・エケウス氏が、それでも武力行使の支持表明を出していること。
http://www.washingtonpost.com/ac2/wp-dyn?pagename=article&node=&contentId=A43468-2003Jun27¬Found=true

そもそも限界が露呈している既存の国際法の法理論を貫いていただけでは、決して有意義な回答など得られない事実があることとどう向き合っていけばよいのか?

僕はまだ確固たる答えを持てていません。答えにたどり着くためもがいている最中ですね。
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