横ですが:技術インフラの未熟性
投稿者: asean_peace11 投稿日時: 2004/05/18 15:29 投稿番号: [40243 / 118550]
僕の経験から(それしかないんですが、苦笑)
多くの日系(欧米系も)企業がASEANで操業してますが
(駐在を経験された方ならお分かりになると思いますけど)
現地の最大の弱点は『似て非なるもの』は製造可能だが『そのものは作れない』
という実情があることです。
僕はこうした事情を現地が「技術インフラとなるべき基礎概念を持っていない為」
だと考えています。
例えば、
精密工作機械を保守する為の環境に対する基礎概念
(油をその機械に補給する際に、油の保管状況や状態、その油を貯蔵場所から機械迄
運ぶオイルマグがそもそも清潔でなければならない等などの基礎知識)
精密加工をする為の基礎概念
(マイクロン単位の精度保持に必要な作業環境や、素材の輸送保存環境等など)
日本人から見ると・・こんなことも分からないのか(知らないのか)?、
こんな方法で野積みしてたら精度を出す以前の問題だろ・・・等など
(高精度を達成する為には高精度素材が必要ですが、ほとんどの外資系企業は現地調達が不可能な為に
日本等からの輸入に頼っています)
ある現地企業が欧州素材メーカーから輸入した素材を加工してもどうしても
納入先の精度要求にならないので使用している日本の機械メーカーにクレームを出した
実際にそのメーカーさんが調査してみると輸入された素材の輸送方法と保管方法に
問題があって素材精度を大きく狂わせていたことが判明した・・など等
高性能や高精度を達成しよう又は高性能な機械程その保守管理には
アナログなモノとは比較にならない厳密な技術インフラに支えられた高度な知識と
技術が必要になる。
しかし、(残念?)なことに多くの第三世界諸国の人々にはそうした認識が
しっかり根付いていないのが事実です。
ですから、生物化学兵器(大量破壊兵器とするならば)という
取り扱いが微妙な兵器をフセイン時代のイラクが一般兵士が使用出来る迄の
’兵器’としての製造レベルと技術力と施設を有していたか?
には非常に疑問があるのも事実です。
(化学者等が実験施設内で作った・・は可能かも知れませんが:
クルド人に使用した事実は事実としてありますから・・)
問題はそれを量産化出来たか?量産化出来る施設を持っていたか?
がポイントなんじゃないでしょうか?
兵器と言うのは基本的にその取扱いが不安定なものは兵器には向かないのではないでしょうか?
(元々使用条件が過酷な状況で使われるのが兵器の原則でもある訳でしょうし)
化学肥料工場は確かに存在したでしょう。
ですが、その工場の施設度(フェイズ3レベルに対応出来る作りだったのか?など等)が
生物化学兵器を大量に作れるレベルだったのか否か?
貧者の核・・と言われるのは分からなくもないのですが・・
妙な表現ですが、
それを安定感のある兵器として開発量産出来ることとはちょっと次元が違う話のような気がする訳です。
こうした現地の実情を日本人も欧米人も「なぜ、そうなるのか?」を
意外と理解出来ない・・
そこから沢山の誤解が生まれていることも事実です。
まぁ、そうではあるんですが
やはり僕としては一端手を出したからには中途半端な形で手を引くな!
とは思いますが。
多くの日系(欧米系も)企業がASEANで操業してますが
(駐在を経験された方ならお分かりになると思いますけど)
現地の最大の弱点は『似て非なるもの』は製造可能だが『そのものは作れない』
という実情があることです。
僕はこうした事情を現地が「技術インフラとなるべき基礎概念を持っていない為」
だと考えています。
例えば、
精密工作機械を保守する為の環境に対する基礎概念
(油をその機械に補給する際に、油の保管状況や状態、その油を貯蔵場所から機械迄
運ぶオイルマグがそもそも清潔でなければならない等などの基礎知識)
精密加工をする為の基礎概念
(マイクロン単位の精度保持に必要な作業環境や、素材の輸送保存環境等など)
日本人から見ると・・こんなことも分からないのか(知らないのか)?、
こんな方法で野積みしてたら精度を出す以前の問題だろ・・・等など
(高精度を達成する為には高精度素材が必要ですが、ほとんどの外資系企業は現地調達が不可能な為に
日本等からの輸入に頼っています)
ある現地企業が欧州素材メーカーから輸入した素材を加工してもどうしても
納入先の精度要求にならないので使用している日本の機械メーカーにクレームを出した
実際にそのメーカーさんが調査してみると輸入された素材の輸送方法と保管方法に
問題があって素材精度を大きく狂わせていたことが判明した・・など等
高性能や高精度を達成しよう又は高性能な機械程その保守管理には
アナログなモノとは比較にならない厳密な技術インフラに支えられた高度な知識と
技術が必要になる。
しかし、(残念?)なことに多くの第三世界諸国の人々にはそうした認識が
しっかり根付いていないのが事実です。
ですから、生物化学兵器(大量破壊兵器とするならば)という
取り扱いが微妙な兵器をフセイン時代のイラクが一般兵士が使用出来る迄の
’兵器’としての製造レベルと技術力と施設を有していたか?
には非常に疑問があるのも事実です。
(化学者等が実験施設内で作った・・は可能かも知れませんが:
クルド人に使用した事実は事実としてありますから・・)
問題はそれを量産化出来たか?量産化出来る施設を持っていたか?
がポイントなんじゃないでしょうか?
兵器と言うのは基本的にその取扱いが不安定なものは兵器には向かないのではないでしょうか?
(元々使用条件が過酷な状況で使われるのが兵器の原則でもある訳でしょうし)
化学肥料工場は確かに存在したでしょう。
ですが、その工場の施設度(フェイズ3レベルに対応出来る作りだったのか?など等)が
生物化学兵器を大量に作れるレベルだったのか否か?
貧者の核・・と言われるのは分からなくもないのですが・・
妙な表現ですが、
それを安定感のある兵器として開発量産出来ることとはちょっと次元が違う話のような気がする訳です。
こうした現地の実情を日本人も欧米人も「なぜ、そうなるのか?」を
意外と理解出来ない・・
そこから沢山の誤解が生まれていることも事実です。
まぁ、そうではあるんですが
やはり僕としては一端手を出したからには中途半端な形で手を引くな!
とは思いますが。
これは メッセージ 40233 (silverlining430 さん)への返信です.
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