>海外メディアではこう報道してます
投稿者: urbannet2 投稿日時: 2004/04/28 15:30 投稿番号: [38040 / 118550]
_USA TODAY_はたしかに、
「『三人の意図自体は善意に基づくが、イラクのような危険地域に行かないようにという政府の警告をなぜ無視したのか、三人はよく反省するべきだ』と、日本随一の経済紙にして保守的な日本経済新聞社説には書かれている。『三人は日本のイラク人道支援および日本の全般的な外交政策に、妥協するべきだったのだが』とも書かれている」
(引用なさっている箇所の拙訳)
と述べていますね。
だがそのことは、_USA TODAY_が、貴兄がおっしゃるように「決して(三人に)好意的ではない」ということを意味するものではありません。
時事英語をちょっと学んだことのある人ならだれでも知っていますが、英語それ自体が事実の客観的な叙述にかんしては日本語より有利な性質をもっているうえ、英語の外国紙の叙述は、概してその性質が日本の新聞より強いのです。
新聞それ自体の政治的な立場は、日本語の新聞より旗幟が鮮明で、日本の新聞のように中立を装うようなことはしませんが、事件などの報道それ自体の叙述は極力主観を排除するように書かれています。またそういう専門的な訓練をあちらの記者は受けています。
上記箇所に関しても、書かれているのはただ
「日本の保守的な一流経済紙が、三人の意図はよかったにせよ、外務省の渡航警告を守るべきだったし、イラク人道支援問題や外交政策をもっと考慮するべきだったと社説で述べている」
という客観的事実<だけ>です。
日本経済新聞が保守的であるというのは多くの人が認めるところですし、日本経済新聞が保守的であるからには、政府寄りのことを書くのも当然であって、それを外国紙がとりあげたからどうこうではありません。
むしろ革新寄りと目される新聞が三人を批判する社説を書いたとして、それを外国紙がとりあげれば、そこになんらかの意図があるとかんがえるべきでしょうね。
要するにこの記事を読む限り、_USA TODAY_が日本経済新聞の見解についてどう思っているかを知ることは不可能です。
いわゆるbetween the linesを読むというのは、文学的文章の場合にのみ言えることであり、原則としては、時事英語でなすべきことではありません。
また時事英語はbetween the linesを読ませるような態度で書かれてはいません。これも時事英語の初歩で学ぶことです。
もちろん一部の特殊な読者すなわち諜報関係者の専門家などはbetween the linesを読みますが。
_USA TODAY_が日本経済新聞の社説をとりあげたこと自体がどうだという反論が出るかも知れませんが、この社説の論旨自体は別にめずらしいものではないのでは。あの三人の行動が軽率
(擁護する立場の方々は勇敢と換言するでしょうが、要するにおなじこと)
であったことはほとんどの人がみとめるでしょうし、もっと日本政府の政策を考慮して行動するべきだったということにも、あまり反論はないでしょう。
フリージャーナリストの方があえて危険をおかすのは当然ですが、一般論として言えばです。
なおcompromiseの意味は、この場合にはそのあとの句の内容から推して、「危うくする」より「妥協する」のほうが妥当だと解釈します、私個人は。
「『三人の意図自体は善意に基づくが、イラクのような危険地域に行かないようにという政府の警告をなぜ無視したのか、三人はよく反省するべきだ』と、日本随一の経済紙にして保守的な日本経済新聞社説には書かれている。『三人は日本のイラク人道支援および日本の全般的な外交政策に、妥協するべきだったのだが』とも書かれている」
(引用なさっている箇所の拙訳)
と述べていますね。
だがそのことは、_USA TODAY_が、貴兄がおっしゃるように「決して(三人に)好意的ではない」ということを意味するものではありません。
時事英語をちょっと学んだことのある人ならだれでも知っていますが、英語それ自体が事実の客観的な叙述にかんしては日本語より有利な性質をもっているうえ、英語の外国紙の叙述は、概してその性質が日本の新聞より強いのです。
新聞それ自体の政治的な立場は、日本語の新聞より旗幟が鮮明で、日本の新聞のように中立を装うようなことはしませんが、事件などの報道それ自体の叙述は極力主観を排除するように書かれています。またそういう専門的な訓練をあちらの記者は受けています。
上記箇所に関しても、書かれているのはただ
「日本の保守的な一流経済紙が、三人の意図はよかったにせよ、外務省の渡航警告を守るべきだったし、イラク人道支援問題や外交政策をもっと考慮するべきだったと社説で述べている」
という客観的事実<だけ>です。
日本経済新聞が保守的であるというのは多くの人が認めるところですし、日本経済新聞が保守的であるからには、政府寄りのことを書くのも当然であって、それを外国紙がとりあげたからどうこうではありません。
むしろ革新寄りと目される新聞が三人を批判する社説を書いたとして、それを外国紙がとりあげれば、そこになんらかの意図があるとかんがえるべきでしょうね。
要するにこの記事を読む限り、_USA TODAY_が日本経済新聞の見解についてどう思っているかを知ることは不可能です。
いわゆるbetween the linesを読むというのは、文学的文章の場合にのみ言えることであり、原則としては、時事英語でなすべきことではありません。
また時事英語はbetween the linesを読ませるような態度で書かれてはいません。これも時事英語の初歩で学ぶことです。
もちろん一部の特殊な読者すなわち諜報関係者の専門家などはbetween the linesを読みますが。
_USA TODAY_が日本経済新聞の社説をとりあげたこと自体がどうだという反論が出るかも知れませんが、この社説の論旨自体は別にめずらしいものではないのでは。あの三人の行動が軽率
(擁護する立場の方々は勇敢と換言するでしょうが、要するにおなじこと)
であったことはほとんどの人がみとめるでしょうし、もっと日本政府の政策を考慮して行動するべきだったということにも、あまり反論はないでしょう。
フリージャーナリストの方があえて危険をおかすのは当然ですが、一般論として言えばです。
なおcompromiseの意味は、この場合にはそのあとの句の内容から推して、「危うくする」より「妥協する」のほうが妥当だと解釈します、私個人は。
これは メッセージ 37931 (zionisatou2 さん)への返信です.
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