対イラク武力行使

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情報のねじ曲げを許さないこと

投稿者: syoumenkyousi 投稿日時: 2004/04/23 10:00 投稿番号: [37573 / 118550]
http://homepage2.nifty.com/enishida/
『情報のねじ曲げを許さないこと』より

テロ?   いったい誰がテロリストなのか?   日々自分たちイラク人を、より組織的に、より大規模に殺害しているのはアメリカ軍の方である。そのアメリカ軍を支援するために自衛隊を派遣した人物が、「テロに屈しない」と言っているのを、イラクの人々は、どのような思いで聞くのだろうか。このような、完璧なまでにずれた発言をあえてした首相や外相は、3名の日本人を救う意図を最初から持っていなかったと言わざるをえない。
  にもかかわらず、政府は、人質が解放されたのは、あたかも自分たちの対策が功を奏したからであるかのように事態をねじ曲げている。だが少しでも事態を冷静に眺めれば、それがとんでもない嘘であることが分かる。人質になった方たちが解放されたのは、決して政府のおかげではない。解放が可能だったのは、ひとえに、人質に取られた方たち自身が、ストリートチルドレンを支援したいという願いを抱いていたからであり、アメリカ軍による劣化ウラン弾の被害を調査する意志を持っていたからであり、イラクで現に起こっている事実を広く人々に伝えようという考えを持っていたからにほかならない。そして、そのことを認識したイスラム聖職者協会が武装グループに呼びかけ、武装グループもそれを理解したからである。
  日本政府は何をしたのか?   小泉首相は、イラク人を「テロリスト」と呼び、国民向けのアジテーションをおこなった。これは解放の障害であった。また、川口外相は、解放のための説得と称して、「人質になった人たちと同様、自衛隊もまた復興援助のためにいる」と述べた。この発言は、説得どころか、傷つけられたイラクの人々の神経を逆撫でするものだった。また首相は、人質解放の協力を要請すると称して、チェイニーと会見し、「アメリカの大義を信頼し、占領政策を支持する」と述べた。これは、解放にとってまったくの妨げにしかならなかった。
  人質になった方たちは、日本政府のおかげで解放されたのではない。逆に、日本政府は解放の障害でしかなかったのだ。人質になった方たちは、むしろ逆に、そういう低劣な政府とは無関係な人たちであると認識されたがゆえに、解放されえたのである。
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