テロに屈せず、それと戦う方法とは(2)
投稿者: peacemaker_true 投稿日時: 2004/04/10 23:43 投稿番号: [36290 / 118550]
(2)
私は、イラクの復興・治安回復のためには、米英軍の占領支配下の暫定統治は不利益が多すぎるという立場から、米英軍の指揮は国連(軍)指揮下に置き、国際社会の協力の下に治安回復をはかるべきだと主張したかったのですし、そのことは伝わっていると思います。
問題はイラクの復興・治安回復の道筋です。私の主張に対してあなたは次のように述べています。
>国連軍の話も日本の左派がいってるだけで国連事務総長が日本の自衛隊派遣に謝意をだ>>している。そんな話は自慰と変わらんよ。
「自慰」だとするならば、イラクの復興・治安回復のためにあなたはどのような方法が適切だと考えているのでしょうか?
第一に、国連事務総長の謝意は、自衛隊派遣だけでなく、金銭的援助も含め日本政府が復興支援に関わる意思表示にたいしてのものと理解しています。私からすれば、自衛隊派遣の客観的意味をもっと熟慮し遺憾を表すべきだったとは思います。第二に、同時に米英軍のイラク攻撃に対し、同総長は遺憾を表していたのであり、米英軍による攻撃と占領を正当視してはいません(参照、民主党代表の見解 http://www.eda-jp.com/dpj/kan/040224.html)。
更に、周知のとおり、国連憲章はいかなる国の武力行使も、例外を除いて認めていません。例外は、先制的に武力行使を受けた場合と、国連決議で認める場合です。米英軍による攻撃は国連決議にのっとっておらず、その点で同総長は遺憾を表したのです。
さて、戦争に至った場合も、国連(軍)がその統治について、復興と治安回復にあたるのであり、そのように安保理が決定した場合には、武力行使をやめなければならないとするのが国連憲章の内容です。実際は、安保理の中に、米・英があり、合意を得ていないため、米英が軍事占領し続けているという事態にあります。しかし、これが国連憲章の精神に背いていることは分かっていただけると思います。
とはいえ、問題はどのような道筋が、戦後復興と治安回復にとって正当性をもっているかということです。私は、国連憲章が絶対に正しいという立場ではありません。しかし、現在の米英占領統治がイラク復興・治安回復に多くの混乱と犠牲を招くと考えています。なぜなら、第一にそこには国際社会の合意がなく、正当性を欠いているからです。第二に、だからこそイラク人民の様々な意見を反映できるシステムを備えておらず、そのため米英軍がイラク人民との衝突を繰り返さずには置かない状況に至っているからであり、第三に、暫定統治以後のイラク人民による統治機構の確立にも支障が出ると考えるからです。国際社会の英知を結集してこそ、国際社会もイラク人民も出発を納得できる国内統治体制が構想できると思います。今のままでは、親米だけを優先する政権構想しか生まれないため、イラク国民の抵抗も大きくなるのだと判断するのです。
私は国際政治を専門的に学習・研究したわけではないですが、以上が、つたない学習成果の上に立つ、イラク復興のための正当な道筋だと考えます。それを「左派」と片付けずに、根本的な戦後復興のあり方の問題を論じているものとして受け止めていただきたいと思います。「左派」であれ「右派」であれ、道理ある議論には真摯に熟慮し評価していくことが、今必要だと思います。
私は、イラクの復興・治安回復のためには、米英軍の占領支配下の暫定統治は不利益が多すぎるという立場から、米英軍の指揮は国連(軍)指揮下に置き、国際社会の協力の下に治安回復をはかるべきだと主張したかったのですし、そのことは伝わっていると思います。
問題はイラクの復興・治安回復の道筋です。私の主張に対してあなたは次のように述べています。
>国連軍の話も日本の左派がいってるだけで国連事務総長が日本の自衛隊派遣に謝意をだ>>している。そんな話は自慰と変わらんよ。
「自慰」だとするならば、イラクの復興・治安回復のためにあなたはどのような方法が適切だと考えているのでしょうか?
第一に、国連事務総長の謝意は、自衛隊派遣だけでなく、金銭的援助も含め日本政府が復興支援に関わる意思表示にたいしてのものと理解しています。私からすれば、自衛隊派遣の客観的意味をもっと熟慮し遺憾を表すべきだったとは思います。第二に、同時に米英軍のイラク攻撃に対し、同総長は遺憾を表していたのであり、米英軍による攻撃と占領を正当視してはいません(参照、民主党代表の見解 http://www.eda-jp.com/dpj/kan/040224.html)。
更に、周知のとおり、国連憲章はいかなる国の武力行使も、例外を除いて認めていません。例外は、先制的に武力行使を受けた場合と、国連決議で認める場合です。米英軍による攻撃は国連決議にのっとっておらず、その点で同総長は遺憾を表したのです。
さて、戦争に至った場合も、国連(軍)がその統治について、復興と治安回復にあたるのであり、そのように安保理が決定した場合には、武力行使をやめなければならないとするのが国連憲章の内容です。実際は、安保理の中に、米・英があり、合意を得ていないため、米英が軍事占領し続けているという事態にあります。しかし、これが国連憲章の精神に背いていることは分かっていただけると思います。
とはいえ、問題はどのような道筋が、戦後復興と治安回復にとって正当性をもっているかということです。私は、国連憲章が絶対に正しいという立場ではありません。しかし、現在の米英占領統治がイラク復興・治安回復に多くの混乱と犠牲を招くと考えています。なぜなら、第一にそこには国際社会の合意がなく、正当性を欠いているからです。第二に、だからこそイラク人民の様々な意見を反映できるシステムを備えておらず、そのため米英軍がイラク人民との衝突を繰り返さずには置かない状況に至っているからであり、第三に、暫定統治以後のイラク人民による統治機構の確立にも支障が出ると考えるからです。国際社会の英知を結集してこそ、国際社会もイラク人民も出発を納得できる国内統治体制が構想できると思います。今のままでは、親米だけを優先する政権構想しか生まれないため、イラク国民の抵抗も大きくなるのだと判断するのです。
私は国際政治を専門的に学習・研究したわけではないですが、以上が、つたない学習成果の上に立つ、イラク復興のための正当な道筋だと考えます。それを「左派」と片付けずに、根本的な戦後復興のあり方の問題を論じているものとして受け止めていただきたいと思います。「左派」であれ「右派」であれ、道理ある議論には真摯に熟慮し評価していくことが、今必要だと思います。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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