皇太子ナルヒト発言と「産経抄」
投稿者: syoumenkyousi 投稿日時: 2004/03/18 13:07 投稿番号: [34286 / 118550]
以下、「週刊金曜日」(2004/3/19、No500)『人権とメディア/第246回中島啓明』参照。
▲皇太子ナルヒトの2月19日、宮内記者会との会見。
「海外では、イラクの情勢が混迷を深めてきており、多くのイラク国民やイラク復興に携わっておられる方々が犠牲になっていることは大変悲しいことです。殊に、昨年11月にはイラク復興に尽力しておられた外務省の奥さん、(略)そして井ノ上さんのお二方がなくなられたことは本当に残念で、ここに改めて心から哀悼の意を表します。(略)イラク復興支援に当たられる自衛隊の皆さんは厳しい状況の中でくれぐれも体に気を付けてイラクの国民のためになるお仕事をしていただきたいと思います」
▲産経新聞「産経抄」(2月24日)より―─
この皇太子さまのご発言は、ある意味で異例のものといえる。というのはイラク派遣については依然として一部政治家が反対している。国論を二分する論議でもある。ためにする意見や曲解する考え方の中には、皇室の“政治介入”や“政治利用”などととりかねない向きもあるからだ。▼そういう逆風もあるなか、率直に告白すればこういうお言葉を待っていたのである。誤解を恐れずにいうと、命を懸けてイラクに赴こうという自衛隊員のたちのために、なんとか皇室の方々にお言葉をかけていただけないものか。ひそかにそう願っていたからだ▼(略)いままた皇太子さまも彼らの無事を祈って“黄色いハンカチ”を掲げてくださった▼自衛隊員にとって「一番残酷は国民の無関心」だったという。しかし世論はしだいに成熟し、派遣支持率はいまや50%を超えつつある。逆風も順風に変わってきた。どうか胸を張ってイラク入りして欲しい。
***
中島啓明はナルヒト発言は警察の一連の不当逮捕にお墨付きを与えたと述べているが、それは一理あるだろう。
天皇と外務省との関係は、ナルヒトとマサコの結婚でより強固になったし、もともと両方とも親米派であるのだから、ナルヒトの発言は極めて自然な発言だ。もっとも戦犯処刑がアキヒトの誕生日に断行されたぐらいだから、ナルヒトは「アメリカには怖くて逆らえません・・・」ぐらいの言い訳は用意されているのかもしれない(大笑)。マサカナルホド・・・・・・。
天皇教カルト信者でイラク侵略反対の人たちは、こういう皇室どもの発言でフラフープのやり過ぎぐらい精神をねじられる。平和主義者であって欲しいという願いはカミには届かない。
そういえば長野の康夫ちゃんがミチコを持ち出して平和主義を唱えていたが、どんな人間でも皇室を持ちだしたら、「馬鹿丸出しだ!」という非難を甘受すべきなのは言うまでもない。私はミチコを持ち出し、「反平和主義者としてなかなかやる気だ」と昔に述べていたのから、康夫ちゃんと私ではミチコの評価が正反対ということになる(笑)。
▼
以下は「噂の真相」(2003/11)の『田中康夫 東京ペログリ日記』の引用である。
8月26日(火))
軽井沢。静養に来県の天皇・皇后御夫妻を軽井沢駅で出迎え。ホテル鹿島の森。10分ほど、歓談。数年前、新美南吉の「でんでんむしのかなしみ」を語った皇后の秀逸なる講演録を、ウェブ上で全文掲載したのは「朝日」「毎日」。天皇制を好んで語ってきたはずの「讀賣」「産経」は、抄録すらアップしたかどうか心許ない。平和を尊び、華美を厭う今上天皇・皇后の人間性にも増して、彼らは天皇制という制度に価値を見いだす。三島由紀夫や石原慎太郎とはおよそ異なる心智を何故、尊重しないのか。実は、天皇機関説ならぬ天皇制機関説に立脚するのが「讀賣」「産経」ではないか。それは和平を踏みにじる不敬罪に当たらぬのか。
上京。・・・・・・以下、略
***
矛盾を矛盾と認めないで言いつくろうとどうなるかという事は自明なことだ。産経はナルヒトの言説のまま、それを正しく主張している。そういうわけだら産経が不敬罪に当たることはない(笑)。
まあエリザベスがイラク侵略を支持するように、日本の皇室もおおむねイラク侵略を支持しているととっても間違いではないだろう。
例えばアキヒトが拉致問題に言及したと時、ヒロヒトの隠れる大穴のために強制連行された朝鮮人のことには言及しないだろう。そうすることは―─自らの親父の罪に言及しないことは極めて政治的発言だが、「それが政治的発言だ」と言うメディアは存在しない。
まあ結論を言えば、天皇教なるものは国家首脳にとっては利用価値があるものだが、庶民にとっては害毒でしかない。大金をかけて飼育している“もの”にかみ殺される飼い主は馬鹿だと呼ばれるであろうが、飼育している動物を妄想で平和主義者だと仰ぎ見るに至っては、形容することばもない。
▲皇太子ナルヒトの2月19日、宮内記者会との会見。
「海外では、イラクの情勢が混迷を深めてきており、多くのイラク国民やイラク復興に携わっておられる方々が犠牲になっていることは大変悲しいことです。殊に、昨年11月にはイラク復興に尽力しておられた外務省の奥さん、(略)そして井ノ上さんのお二方がなくなられたことは本当に残念で、ここに改めて心から哀悼の意を表します。(略)イラク復興支援に当たられる自衛隊の皆さんは厳しい状況の中でくれぐれも体に気を付けてイラクの国民のためになるお仕事をしていただきたいと思います」
▲産経新聞「産経抄」(2月24日)より―─
この皇太子さまのご発言は、ある意味で異例のものといえる。というのはイラク派遣については依然として一部政治家が反対している。国論を二分する論議でもある。ためにする意見や曲解する考え方の中には、皇室の“政治介入”や“政治利用”などととりかねない向きもあるからだ。▼そういう逆風もあるなか、率直に告白すればこういうお言葉を待っていたのである。誤解を恐れずにいうと、命を懸けてイラクに赴こうという自衛隊員のたちのために、なんとか皇室の方々にお言葉をかけていただけないものか。ひそかにそう願っていたからだ▼(略)いままた皇太子さまも彼らの無事を祈って“黄色いハンカチ”を掲げてくださった▼自衛隊員にとって「一番残酷は国民の無関心」だったという。しかし世論はしだいに成熟し、派遣支持率はいまや50%を超えつつある。逆風も順風に変わってきた。どうか胸を張ってイラク入りして欲しい。
***
中島啓明はナルヒト発言は警察の一連の不当逮捕にお墨付きを与えたと述べているが、それは一理あるだろう。
天皇と外務省との関係は、ナルヒトとマサコの結婚でより強固になったし、もともと両方とも親米派であるのだから、ナルヒトの発言は極めて自然な発言だ。もっとも戦犯処刑がアキヒトの誕生日に断行されたぐらいだから、ナルヒトは「アメリカには怖くて逆らえません・・・」ぐらいの言い訳は用意されているのかもしれない(大笑)。マサカナルホド・・・・・・。
天皇教カルト信者でイラク侵略反対の人たちは、こういう皇室どもの発言でフラフープのやり過ぎぐらい精神をねじられる。平和主義者であって欲しいという願いはカミには届かない。
そういえば長野の康夫ちゃんがミチコを持ち出して平和主義を唱えていたが、どんな人間でも皇室を持ちだしたら、「馬鹿丸出しだ!」という非難を甘受すべきなのは言うまでもない。私はミチコを持ち出し、「反平和主義者としてなかなかやる気だ」と昔に述べていたのから、康夫ちゃんと私ではミチコの評価が正反対ということになる(笑)。
▼
以下は「噂の真相」(2003/11)の『田中康夫 東京ペログリ日記』の引用である。
8月26日(火))
軽井沢。静養に来県の天皇・皇后御夫妻を軽井沢駅で出迎え。ホテル鹿島の森。10分ほど、歓談。数年前、新美南吉の「でんでんむしのかなしみ」を語った皇后の秀逸なる講演録を、ウェブ上で全文掲載したのは「朝日」「毎日」。天皇制を好んで語ってきたはずの「讀賣」「産経」は、抄録すらアップしたかどうか心許ない。平和を尊び、華美を厭う今上天皇・皇后の人間性にも増して、彼らは天皇制という制度に価値を見いだす。三島由紀夫や石原慎太郎とはおよそ異なる心智を何故、尊重しないのか。実は、天皇機関説ならぬ天皇制機関説に立脚するのが「讀賣」「産経」ではないか。それは和平を踏みにじる不敬罪に当たらぬのか。
上京。・・・・・・以下、略
***
矛盾を矛盾と認めないで言いつくろうとどうなるかという事は自明なことだ。産経はナルヒトの言説のまま、それを正しく主張している。そういうわけだら産経が不敬罪に当たることはない(笑)。
まあエリザベスがイラク侵略を支持するように、日本の皇室もおおむねイラク侵略を支持しているととっても間違いではないだろう。
例えばアキヒトが拉致問題に言及したと時、ヒロヒトの隠れる大穴のために強制連行された朝鮮人のことには言及しないだろう。そうすることは―─自らの親父の罪に言及しないことは極めて政治的発言だが、「それが政治的発言だ」と言うメディアは存在しない。
まあ結論を言えば、天皇教なるものは国家首脳にとっては利用価値があるものだが、庶民にとっては害毒でしかない。大金をかけて飼育している“もの”にかみ殺される飼い主は馬鹿だと呼ばれるであろうが、飼育している動物を妄想で平和主義者だと仰ぎ見るに至っては、形容することばもない。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/bpa5a4a5ia5afipno9tbbh_1/34286.html