共産主義の不可能な経済政策
投稿者: oxnardnokakashi 投稿日時: 2004/01/31 10:24 投稿番号: [31370 / 118550]
自由主義国家の基本は個人が土地を持つ権利が保証されることにある。自分の土地でとれた農作物、鉱物など自分がすきなように売りさばく権利が必要だ。共産主義国家が必ずする政策にForced Collectivizationというのがある。日本語でなんというのか知らないので、その意味を説明すると、地主から土地をとりあげ、公地とし、その土地で育てる農作物は政府が決めることだ。
しかしどのような農作物をどれだけ生産するかという決断は土地の肥沃度や気候を考慮にいれない政治的な判断で下されるだけでなく、農地での労働者はプロの農民ではなく政治犯とみなされた全くべつの職種の人間に奴隷労働であたらせる。しかし農業は科学であり、政治家が砂漠で米を育てよと命令してもそだつわけはないのであって、その結果は大不作になり何百万という国民が餓死するということになる。ハミルトンさんがくりかえし示してくれている餓死者の数はこのことをいっているのである。
私が政治学を習った大学教授は文化革命の頃この強制労働キャンプで20年近くをすごしたひとだった。
農業だけでなく、すべての産業が国営である。つまりどの職種もお役所しごとなのである。日本でも国営のものはすべて非能率的であることはだれでも知っての通り。今は半分民間であるJRも国鉄といっていた時代にはずいぶん赤字だったことは周知の事実。郵便も民営にしようという話しが出るのも国営は不経済だからである。
だいたい利益がでようがでまいが、労働者の給料に変化があるわけではないし、一生懸命働く意味がない。だから労働者はどれだけさぼれるかということしかかんがえなくなり、なにもかもがうまく動かなくなる。
これは メッセージ 31367 (oxnardnokakashi さん)への返信です.
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