対イラク武力行使

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>枝葉のこと

投稿者: assaraamaaleicomn 投稿日時: 2004/01/16 03:13 投稿番号: [30243 / 118550]
>枝葉のことになるかも知れませんが、意外に落とし穴になりやすい問題を含んでいるので少し…。

私もここが問題だと思って、意識的に書きました。なんというか、ここは、今のところどうやらモリヤさんと、少し違うようですが、ここのところの考え方が、いまだに割り切れないというか、線引きが出来ないというか、・・・まあ、ある程度、モリヤさんのスタンスはわかりましたので、一応私の考えも書いておきます。

例えば、最近は少なくなりましたが、原始状態の生活をしている人達のいる地域に入り込んで、現地の人達の生活を覗いてみたとしますよねえ?
彼らは、生まれてから死ぬまで、彼らの文化の中にズッポリ入り込んで、ほぼ他文化も知らないで一生を過ごすわけですよねえ?つまり子供が産まれることも、死ぬことも、彼らなりの文化的な考え方の中で、いわば社会としてはある意味で「完結」している訳ですよねえ?
医学が未熟で、子供もたくさん死ぬし、大人でも、そんなに長くは生きられない。
しかし、そこには、それらの死を前にして、彼らの内面での納得出来うる何らかの論理のようなものが作られているのですよねえ?つまり、何らかの宗教であったり世界観であったり、人がなぜ死んで死ぬとどうなるのか?とか、この世界はどういう構造になっていて、自分達はその中でどういう存在なのか?とか、色々な、生活の中での必ず起こりうるものに対する心のケアの処方箋が、彼らの独自の文化の中に、自然に入り込んでいるんじゃないでしょうか?

ここに、主に、ヨーロッパで発達した「ヒューマニズム」というものを無理やり持ってきたとしますよねえ?つまり、客観的に覗いていたら、感情移入してしまって、目の前で死にかけている人に対して見て見ぬふりが出来なくなってしまって、つい、医療を与えて助けてしまったとしますよねえ?

この時から、彼らの「完結していた文化」は、簡単に崩壊してしまうだろうと思うのです。これは、果たして、彼らにとって、幸せなのだろうかどうか?という問題ですが、私は、「不幸」だと思うんですよ。

つまり、最後まで、丸ごと、彼らのことに対して面倒が見れるのであれば、つまり、いつも病気になれば全ての現代医学でできる方策をして、全ての欧米の教育を施して、完全に彼らが現代人として自立できる状態にまでフォローできるのであれば、つまり彼らにとっての「神」になりえるのであれば、その行動に対してある程度の説得力を持つのですが、「もっと長く生きられる可能性があるのだ」という「希望」の気持ちが芽生えるにも関わらず、何一つ自分達では解決できない現状もまた存在するということに気がついたときに、自分達の文化が崩壊したことを目の前にしてその「落差」が大きくなった分、彼らはより大きな絶望感に落ち込むのではないだろうか?と思うのですよねえ。・・・つまりそれは不幸だろうと・・・。

中世以降の大航海時代のキリスト教宣教師は、そういうことを、非常に中途半端にやって、結局それによっておきてきた問題を、ほうり投げて、サッサと搾取する側についてしまいましたよね?

これではいけないと思うんですよねえ?
つまり、私は、今のところ、自分の生活が精一杯で、他国の民族に対しての支えにはなれないと宣言するか、私も他国の民族と同じ生活レベルに落ちても構わないから彼らを支えたいということになるか、そういう気持ちになることは非常に難しいことだと思っているんですよねえ。つまり、一時の感情で、彼らを支えようと考えても、後のケアはゴメン被りたいという気持ちのままでは、非常に無責任で、非常に不幸だと思います。

で、そういう不幸になる可能性が充分にあるということも含めて、解放を求める意志や、それを支える意志を持つことが双方にあるのかどうか?は、実は大事なことのような気がするんですよねえ?

黒竜江省から帰ってきた残留孤児の人達なんか、実際にどちらが良かったのか?まあしかし、多くの人達の支えがある分、この人達は、「昔よりは幸せである」と信じたいし、実際そうであろうとも思いますが・・。
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