フセイン捕獲の影響
投稿者: oxnardnokakashi 投稿日時: 2003/12/15 15:14 投稿番号: [28952 / 118550]
フセインが捕まったことで祝辞がヨーロッパ諸国から届いているのにくらべてアラブ諸国からはアラブ連合からひとつ届いただけで全く音沙汰がない。アラブ諸国ではフセインが偉大なアメリカに一人で立ち向かった英雄という見方があったので、独裁者とはいえど市民とあまりにも違う意見を発表するわけにもいかず、かなり複雑な状態なのかもしれない。
特に近隣国家のイラン。イラン人はイラクの暴君フセインにけっして好意など持っていないが、イランの政権を握るムラス(イスラムの教祖達)にとって親米的なイラクが隣に存在するのがいいわけはない。特にイランの大半を占める若者達はかなり親米だときいているし。
シリアもまた冷や汗ものだろう。特にイラク市民がフセインならびにバース党員を裁判にかけて処罰したばあい、バース政権のシリアとしては他人事ではない。しかもスポンサーを失くしたアルカエダの連中がシリアに温床を求めればアメリカに狙われていると感じているシリアとしてはかなり迷惑かもしれない。アルカエダのいくところどころをアメリカがせめて滅ぼしているからね。
パレスチナのハマスの連中もフセインからテロリストひとりあたま1万ドル、自爆テロの場合は家族に2万5千ドルの恩賞金が入っていたのが止まっただけでなく、アメリカやイスラエルを相手に戦っている英雄として自爆テロの勧誘に使っていたフセインのイメージが崩れてしまった。インタビューを受けていたハマスの男がフセインが抵抗もせず捕まったことでフセインを軽蔑すらしているようだった。
さて、イラク国内のテロリストやバース党の残党も、リーダーのフセインがみじめたらしく捕まったことで、少しは戦意を失って抵抗をあきらめてくれるだろうか。今日も車が爆発してイラク人が17人も亡くなったときいている。しばらくの間はテロは止まないだろう。でもいずれは方向をなくしたこのようなグループが勢力を失ってくれることを望むものである。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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