対イラク武力行使

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>良心…

投稿者: silverlining430 投稿日時: 2003/11/21 14:32 投稿番号: [27797 / 118550]
moriyaさん。

どうもありがとうございます。あなたは本当に真面目で誠実な方だと思います。それからどのような紛争が起きていたとしても非暴力的な手段で解決していこうとの信念が強く感じられることにも非常に感心します。

僕は、暴力がひとたび起こってしまったような地域においては、軍事的措置や軍事的な組織による活動の必要性―治安回復までの期間限定ではありますが―は排除していない考え方です。ただ、あなたとは現実的に事実がどうであるという話しよりも、理想に正直になった話しをした方がよいと考え、私見で恐縮ですが僕が抱く理想を述べさせていただきます。

moriyaさんは、「真実和解委員会」をご存知でしょうか?南アフリカの前大統領、ネルソン・マンデラさんが提唱したもので、これは虐殺や人権侵害を行った加害者と被害者との最終的な共存をめざし、そのための和解を達成させるため、加害者側は自分が行ってきた事実を詳細に告白し、被害者側がその告白を受け入れ、加害者側の行いを赦すことができるまで非常にねばり強い対話を続けるという試みです。最近ではシエラレオネや東ティモールで「真実和解委員会」が設立され、それなりに成果をあげています。加害者側に刑罰を科すことが主目的ではないことで、対話の実現と促進を可能にしており、「人を裁かずして正義を達成する」とのマンデラさんの思想がよく反映されています。

ここで実行可能性をあえて排除して述べさせていただくと、イラクでも和解達成のプロセスを開始しなければ、本当の意味での復興は実現しないのではないかと考えます。

まずは、旧フセイン政権に属していたバース党の残党などとイラクの一般住民との和解が必要でしょう。結局、人権を抑圧してきた側とされてきた側の共存ということが実現しなければ、本当の意味での安定の達成はあり得ないと思います。

次に、米軍と誤爆や誤射で被害に遭ったイラク住民との和解です。誤爆などは意図的な殺害ではないとはいえ、「人間は付随的な被害などではけしてない」とのメアリー・ロビンソンの理念は重要であり、ここでの和解達成のための努力を始めなければ、アラブ人全般に見られる反米感情を拭い去ることはできないし、イラク国民の中に米軍に対し憎悪を抱く人が取り残され、放置されるという事態になってしまいます。

「真実和解委員会」をイラクでも設立し、和解プロセスを開始してみてはどうか、ということが僕の中で考えている理想です。

P.S.他にもお返事したい方々がいるのですが、今は先ほどバグダッドのホテルがテロに遭ったとの報せが入るなど結構忙しいので取り急ぎ。
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