サワマより
投稿者: silverlining430 投稿日時: 2003/11/19 14:12 投稿番号: [27727 / 118550]
イラクは今、テロの続発により予断を許さない情勢です。先ほども、バグダッドのカラダ地区にある日本大使館に対し、脅迫と見られる銃撃があったばかり。自衛隊派遣候補地のここサマワでも先日14日、駐留しているオランダ軍に対するテロ攻撃予告がありました。
が、サマワは意外とのんびりしています。その上、自衛隊派遣による日本の復興協力への予想外の歓迎ムードにも驚いています。「わたしたちは日本に協力します」と日本語で書かれた垂れ幕を見かけたときは、さすがに「やらせじゃないか!?」と目を疑ったほどです。現在サマワに調査に来ている日本の調査団の中には、おそろしく流暢にアラビア語を使いこなす人がいて―それこそ酒場なんかで下ネタが話せるほどの―、この人が日本が行おうとしている支援の内容をかなり詳しく現地の人に説明しているようですが。僕が、商店街の方々にお話を伺った限りでも、日本の支援を待ち望む声が結構聞かれました。
かつてのフセイン政権の拠点でもあるせいか、バース党の残存勢力が活発に活動し、依然ドンパチが止まないバグダッドやキルクークなどに比べれば幾分かマシなサマワでも、人道、復興支援は急務であると感じざるを得ません。
特に水が不潔です。地表にむき出しになった水道管は穴だらけで、泥が混じり、汚く濁った水が所々であふれ出ています。よくイラクの小児病院で、劣化ウランの被害を強調するため白血病になった子どもの様子が伝えられたりしますが、不衛生な水を飲むことにより起きる急性下痢疾患もかなり深刻です。実は病院にいる子どもたちのほとんどは急性下痢疾患で苦しむ子たちです。しかも、悲しいことに下痢で命を落とす子どもすら結構たくさんいるのです。
後で聞いた話しによると、かねてから水不足で苦しんでいるイラク住民たちが、水道管に穴を開け、水を盗んでいるのだそうです。結果、上下水道の復旧が進まないようなのです。
僕は自衛隊の啓蒙者ではありませんが、これまで行ってきた自衛隊によるPKO活動の中でも、浄水車による浄水・給水活動が際立って高く評価され、ルワンダや東ティモールの現地の人たちに喜ばれている様子をよく目にしました。確か、自衛隊は17台ほど浄水車を保有していますが、中でも新型のものは、大腸菌の除去ばかりでなく、生物・化学兵器で汚染された水ですらも浄化可能で、清潔にした水を多くの人に供給することができるようなのです。現在、治安情勢はよくありませんが、治安が回復しだい、自衛隊が派遣され、水の浄化・給水や上下水道の復旧などを行うことは、イラク住民にとっても有益であると思われます。
治安情勢に関係して、もう一つ意外だったのは、米軍の駐留を望む声がイラク住民から結構聞かれるということです。たしかに、占領統治に不満を感じてはいるのですが、イラク住民はイラクという国のあり方についてわりと冷静に長期的に見ていて、現在のイスラム過激派と結び付いたバース党の残存勢力が権力の座に居座ってしまうという事態だけはなんとか防いでほしいと感じているようです。イラクは本当に難しい情勢にありますが、イラク住民の利益を最優先に考えた行動を米国をはじめ国際社会が取れるよう願っています。
P.S. カカシさんが以前紹介して下さったフセインとアルカイダの関連性を示す証拠についてのサイト。興味深く読まさせていただきました。それについては、また後日。
が、サマワは意外とのんびりしています。その上、自衛隊派遣による日本の復興協力への予想外の歓迎ムードにも驚いています。「わたしたちは日本に協力します」と日本語で書かれた垂れ幕を見かけたときは、さすがに「やらせじゃないか!?」と目を疑ったほどです。現在サマワに調査に来ている日本の調査団の中には、おそろしく流暢にアラビア語を使いこなす人がいて―それこそ酒場なんかで下ネタが話せるほどの―、この人が日本が行おうとしている支援の内容をかなり詳しく現地の人に説明しているようですが。僕が、商店街の方々にお話を伺った限りでも、日本の支援を待ち望む声が結構聞かれました。
かつてのフセイン政権の拠点でもあるせいか、バース党の残存勢力が活発に活動し、依然ドンパチが止まないバグダッドやキルクークなどに比べれば幾分かマシなサマワでも、人道、復興支援は急務であると感じざるを得ません。
特に水が不潔です。地表にむき出しになった水道管は穴だらけで、泥が混じり、汚く濁った水が所々であふれ出ています。よくイラクの小児病院で、劣化ウランの被害を強調するため白血病になった子どもの様子が伝えられたりしますが、不衛生な水を飲むことにより起きる急性下痢疾患もかなり深刻です。実は病院にいる子どもたちのほとんどは急性下痢疾患で苦しむ子たちです。しかも、悲しいことに下痢で命を落とす子どもすら結構たくさんいるのです。
後で聞いた話しによると、かねてから水不足で苦しんでいるイラク住民たちが、水道管に穴を開け、水を盗んでいるのだそうです。結果、上下水道の復旧が進まないようなのです。
僕は自衛隊の啓蒙者ではありませんが、これまで行ってきた自衛隊によるPKO活動の中でも、浄水車による浄水・給水活動が際立って高く評価され、ルワンダや東ティモールの現地の人たちに喜ばれている様子をよく目にしました。確か、自衛隊は17台ほど浄水車を保有していますが、中でも新型のものは、大腸菌の除去ばかりでなく、生物・化学兵器で汚染された水ですらも浄化可能で、清潔にした水を多くの人に供給することができるようなのです。現在、治安情勢はよくありませんが、治安が回復しだい、自衛隊が派遣され、水の浄化・給水や上下水道の復旧などを行うことは、イラク住民にとっても有益であると思われます。
治安情勢に関係して、もう一つ意外だったのは、米軍の駐留を望む声がイラク住民から結構聞かれるということです。たしかに、占領統治に不満を感じてはいるのですが、イラク住民はイラクという国のあり方についてわりと冷静に長期的に見ていて、現在のイスラム過激派と結び付いたバース党の残存勢力が権力の座に居座ってしまうという事態だけはなんとか防いでほしいと感じているようです。イラクは本当に難しい情勢にありますが、イラク住民の利益を最優先に考えた行動を米国をはじめ国際社会が取れるよう願っています。
P.S. カカシさんが以前紹介して下さったフセインとアルカイダの関連性を示す証拠についてのサイト。興味深く読まさせていただきました。それについては、また後日。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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