対イラク武力行使

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>アメリカをどう見るか

投稿者: moriya99 投稿日時: 2003/10/19 07:28 投稿番号: [27374 / 118550]
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そして第二に、国家というものが近い将来に消滅するという事態が考えられない以上、国家という枠組みの中で社会の産業構成をどうするのかという問題がある。
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ここには、一つのテーマがあるんですね。国境の壁を誰が低くするか、無くすか、というテーマです。
それにアメリカは向かっているのか、逆なのか、なんですね。

そして、国境の壁を低くしていくリーダーというか、主導権を握るには、いくつかの条件があると思う。

まず、使用している言語。世界を精神的にも制覇していくには、相互信頼ということが大きい。大きな問題に関しては、価値の基準を統一して行かなければならない。
まあ、人権とか、地球環境とか、資源の管理とか。そして個人の日常に伴うトラブルの解決…。

優れた体系の言語を持っていないと、混乱が起きますね。いくつもの解釈が出来たり、あいまいな表現ができる言語は危ない。勝手な解釈で紛争が起きてしまう。つまらんことに精力を取られる。
そういう意味では、英語は失格ですね。現に、フタンス語や中国語の方が優れた言語体系をもっている。

基軸になる価値基準、思想体系ですけど、これが合理的か、などの問題も大きい。感情的だったり、激しすぎるとやはり他文明とまで連携していくには無理がでる…。

まあ、こういう基本的資格が欠けているようにみえるのですけど、最近は新しい要素も入ってきているかな、と感じたりしますね。

というのは、米国というのは、未曾有、有史以来と言っていい、多民族、多人種混交国家ですね。

過去にも多民族国家はある。また、近代のヨーロッパなどは多人種国家でもある訳ですけど、地球規模じゃない。ヨーロッパなどの多人種は、未開地とか、国家は違うが同民族などの混交ですね。アラブが多少、例外とうか、中間というか、ですけど。

だが、米国の成り立ちは違う。既定のアメリカ文明があった訳ではない。ちょっと先に入った人が有利という状態なだけで、固有の文明が築かれているところに入ってきた多民族、多人種ではない。東洋も西洋もアラブも、あらゆる人種が入り込んでいる。過去に大文明を背負っている民族の人間も流れ込んでいる。突出と未成熟が混交している。
自由と自由の怖さが混交している。

そんな国が軍事で突出し、経済でも世界を牛耳ろうとしている。成功するのか、しないのか。国家という壁を低くできるのか、不可能なのか。

そういう問題なんですね。過去の歴史では、軍事でどんなに強くても、文化的な裏付けのない集団の制覇は長く続かない。蛮族の征服というものにみられますね。征服しても、先人の文化的遺産を生かす能力がなく、ただ食い荒らしてしまって滅亡する。だが、アメリカの場合、そのケースとも違う。未成熟だが、多面な顔をもった文明圏なんですね。

簡単には、読みきれないような気がする。軍事大国の勢いに乗って、国境の壁を低くする動きに向かえば、必ずしも、敗北がみている訳ではない。目下のカレントな動きは怪しいですけど、アメリカ文化の底流には、多様な顔があり、そこには良心を問うものもあり、その動きは死んでいない。ポイントは寛容さだと思いますけど、皆無ではない。

まあ、即断ができないです。

二十世紀、核兵器が出て以降、果たして軍事で他を制覇し、優位を保ち続け、統一のリーダーでありえるのか、という疑問も含めてです。

軍事制覇の意味も全く、前世紀とは違ったものになっていますから。
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