対イラク武力行使

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日本のこれから

投稿者: need2003jp 投稿日時: 2003/09/22 11:59 投稿番号: [27210 / 118550]
先週の土曜日に、母方の叔母と従姉夫婦が、生後5ヶ月の甥を連れてきました。その甥のかわいいこと、かわいいこと。私が抱っこしても、ぐすることはないし、名前を呼ぶとキャッキャッと笑ってくれる。叔母も初孫という事で、相当かわいいみたいですね。
  さて、身内の話は、これくらいにして、ちょいと厳しい現実のお話をしましょうか。

以前、masajuly2001さんが、こんなことを言っていました。
  >「自殺者は多いけど、改革の過程で出た痛みだから」っていう考え方は、承服できるかなあ?まあ、小泉さんは、口が裂けてもそんな言い方はしないだろうけど。

  masajuly2001さん、実は小泉さんという人は、首相就任時に、そういうことを言っているんですよ。国民に訴えかけた、「痛み」の意味を、しっかり考えれば、小泉さんという人の凄さというか、恐ろしさというか、そういったことが分かりますよ。
  小泉さんが、国民に痛みを求めたのは、構造改革の過程で、経済は混乱する。けれど、それによって生じた「痛み」の先には、必ず「経済再生」という光明がある。その痛みのカテゴリーとして、自殺者の多発という問題があると、短めの言葉で述べました。
  さて、今度は、「痛み」の先にあるものという問題ですが、masajuly2001さんが、非常にヒントを与えてくれています。

  >米国並みに日本企業にも、必要となったら雇い、不要になったらさっさと首という企業も現れてくる。
  これは、「競争社会」における、雇用の論理であてはまっています。小泉さんという人は、こういう社会をデザインしているのですよ。つまり、「競争社会」ほ目指して邁進さえすれば、「活力のある社会」という「希望の明日」が待っている。
  でも、「競争原理」というのは、自己が勝者となれば他者が敗者となり、他者が勝者となれば自己は敗者となる。政治評論家の森田実氏は、テレビの取材で、総裁選について、「小泉支持=金持ち優遇だ」と述べている。勝利を求めて競い合う「競争社会」の実現は、強者が勝者となり、強者が強者として生きていくことのできる「活力のある社会」の夢が結ぶことになる。
  しかし、地獄と化した「戦場」では、「競争」に敗れた敗者の屍が、累々と横たわっている。実際に、「競争」に敗れ、自ら命を絶った自殺者は、3万人以上を超えている。
  でも、地獄と化した戦場に、どんなに多くの敗者の屍が横たわっても、「競争社会」の目指す理想なのかもしれない。規制緩和小委員会報告書には、「規制を廃止すれば、弱肉強食の社会になる。しかし、競争の結果出るのは、弱者ではなく敗者だ」、「敗者が出るからといって、競争を止めるべしというのはおかしい」と主張しているからである。つまり、こういった人たちの支持を受けて、小泉さんという人は、構造改革に邁進しているんですよね。

  でも、論理矛盾じゃないけど、「競争社会」とは、人間が対立しながら、共同していく社会なんですよね。対立しながら共同するということは、矛盾していますよね。まあ、これから税制などでは、これまでの累進課税の原則を弱めてしまうだろうから、社会的弱者にしわ寄せが来るのはだろうなあ。この構造改革の流れは、簡単には食い止めることはできないし、陰陽に官僚たちの抵抗もあるから、実現性というのも難しい。
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