資本主義(歴史的解釈)
投稿者: need2003jp 投稿日時: 2003/07/24 11:02 投稿番号: [26851 / 118550]
masajuiy2001さん、「日本論」を読んでくれてありがとうごさいます。歴史を駆使したといっても、皮肉なもので、時に歪められたりする事もしばしばあるようで、南京大虐殺や創氏改名についても、そういった罪意識などを政治家の方々の良識を問うことは、なかなか難しいものだと痛感しています。さて、資本主義のことを述べてくれといったので、自分なりにつたないボキャブラリーで述べていきたいと思います。
一言で言うと、資本主義というのは、富の蓄積を根ざした搾取のメカニズムといえると思います。古典派や新古典派は供給サイドの立場にたち、自由競争とうたいながらも、勝組の人間が負け組の者たちを淘汰したり、あるいは労働者と資本家の関係や欧米諸国と植民地国のように、搾取する者される者の関係が出来上がったりした。更に、資本が巨大化するにつれて、寡占・独占といった概念が登場し、自由競争の阻害となった。
資本主義に対立する概念として、社会主義が生まれた。マルクスは、資本論などでは、資本主義の特徴を精緻に分析に立ち、その長所を認めつつも、将来は必ずつぶれて社会主義ができあがると考えたが、結局のところは、資本主義に立脚してるという点で、対立概念というスタイルになりえなかった。
だが、1929年の大恐慌で、新古典派資本主義の、財政均衡主義は崩壊した。そして、第2次大戦後は、ご存知のように、有効需要をうたうケインズ主義がもてはやされたが、財政赤字の問題などが絡み、結局、供給サイドのシカゴ学派の経済学が台頭した。そして、90年代からIT革命、グローバリゼーションという言葉が、全世界を颯爽と駆け抜けたのである。
これは メッセージ 26826 (masajuly2001 さん)への返信です.
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