イラク解放は「拒否権」付きかよ!? 1
投稿者: bin5ban5 投稿日時: 2003/07/11 22:30 投稿番号: [26796 / 118550]
直接的には、イラクの治安回復は米軍の手に余ることが、米国民の目にも、やっと明らかになってきたということなのでしょう。ただ、これも benkenobi_05 さんの言う「沈む舟から逃げ出し始めた」動きの一環かもしれません。アメリカの政治家たちの風見鶏ぶりを見ると、結局、こうじゃないと世の中渡っていけないんだなあ、と厭世的になっちゃったりもしますが、これこそ国家の問題と実存の問題をごっちゃにしてどうするよ、であって、まあ、自由の国アメリカの自浄能力として評価しています。
もっとも、アメリカの政府高官や議員から一方的に呼びかけているだけでは、その発言の本気度が疑われます。仏独が参加するとすれば、「イラク派兵」限定ではなく、「イラク復興」への参加を要求してくるでしょうし、イラク、中東地域の安定化のためにはそうあるべきです。重要なのは、治安回復だけではなく、イラク復興全般で、どこまで国際協調を実現できるか、どこまでイラク国民の民意を反映できるかでしょう。
近日、イラク人による暫定政府の樹立に向けて「統治評議会」が設置されるようですが、「米国は意向に沿わない統治評議会の決定を覆せる“拒否権”」(SCIRIのテヘラン代表、モフセン・ハキム氏)を要求しています。石油収入は米英が管理して、復興事業は米企業が独占、統治評議会の決定にはイラク暫定統治当局が拒否権を持つ、ではアメリカ支配が露骨過ぎて、その弊害は明白です。
というか、日本も自衛隊をイラクに派遣した以上は、アメリカのイラク統治政策に積極的に関与して、軌道修正を働きかけていかないと、えらいことになりそうです。
これは メッセージ 26788 (masajuly2001 さん)への返信です.
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