エビアン・サミット総括 4
投稿者: masajuly2001 投稿日時: 2003/06/09 08:46 投稿番号: [26554 / 118550]
経済面で、米国とドイツの付き合い方が変わった歴史的な転換点がある。米国債の購入量を減らすことによって、ドイツは米国からEUに舵を切ったのだ。その代わりの役割を果たしたのが日本だ。そしてエビアン・サミット。これは、日本が軍事面でイギリスの代役を果たす転換点となったのかもしれない。少なくとも公の場所でその約束をした転換点だ。
その取引条件となったのが北朝鮮の拉致問題ではないだろうか。基本的にアメリカにしてもヨーロッパにしても拉致問題はどうでもいい問題だ。いったい彼らにどういう関係があるだろう。少なくとも記録を見る限り、1973年に金大中さんが日本から拉致され、うやむやな政治決着が付けられて以降、北朝鮮の拉致は始まっているのではないだろうか。その間、日本政府はこの問題をほっぽりっぱなしにしてきた。はっきりと「日本から連れてこられた日本人」と口外した人間が出てきたにもかかわらずだ。マヌケな国が何をいまさら騒いでる、ぐらいなものだろう。そして、その当時政権にあったのも自民党なのだ。
少なくとも現時点でアメリカが北朝鮮に首を突っ込んで何の利益があるだろう。こんなことは、ちょっと考えればすぐに理解できる。それは、日本に対する取引材料として利用する価値があるだけだ。アメリカはただ言っていればいいのだ。北朝鮮と裏交渉して、どのぐらいまで譲歩する気があるか聞けばいいだけのことだ。こんな安いものはない。それに対して日本の支払わなければならない代償は何だろうか。国際政治とは、そういうものだ。ヨーロッパ首脳は腹の底で笑っていたに違いない。国内問題を国際舞台に持ち出してきたのだから。
名前は忘れたが、日本に在住していた中国人が「日本にいると世界のことが分からなくなる」と言っていたのを思い出す。まあ、それは日本の長所でもあれば短所でもあるのだろう。
これは メッセージ 26509 (masajuly2001 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/bpa5a4a5ia5afipno9tbbh_1/26554.html