対イラク武力行使

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>当事者になって考えよう

投稿者: yosh0092000 投稿日時: 2003/05/07 19:31 投稿番号: [26214 / 118550]
突然、割り込んで申し訳ありませんが、一つだけ。

一つ疑問に思ったのが、
記者宿泊ホテルや群集への発砲で米軍を責める発言が散見できるのですが、どうしてフセイン・イラク政府に言及する発言がないのだろうか。

この一点についてだけ。
(戦争和平親米反米容認否定その他の論議は今回避けさせていただきます)

今回の戦争初期の頃、実況中継の中の米軍の攻撃は非常に歯がゆかった。明らかに目の前の建築物から発砲を受けているのに、建築物ごと破壊しようとしない。逃亡する兵士を撃たない。サハフ情報相が「米軍の爆弾は音と閃光ばかりで恐るるにたりない」と言ったそうだが強がりだけではなかったらしい。
  別にジャンジャンバリバリ攻撃して欲しかった、と言うことではない。どんな虐殺シーンを見せられるかと思っていたら、意外に慎重でホッとした、ということだ。
  その慎重さが変化したのはいつか。
  民間人を装って、あるいは民間人を盾にしての攻撃からだ。正直あの一報を耳にした瞬間思いました。「これは民間人の死者が増えるな・・・」
そしてホテルへの発砲があった時「やはりジュネーブ条約は伊達ではなかった」
(こういうことが実感できる時が来るとは思っていませんでしたが・・・)

軍服を着ていなくとも安心できない。
民間人の姿をしていても攻撃をしてくるかもしれない。
ならば
「記者のいるホテルだが、屋上で光ったレンズは迫撃砲か?」「まさか」「いや連中には<実績>がある」
「群集の中に銃口が見えた」「戦争は終わってるんだぜ」「奴らがそんなこと気にするかよ」
極限状態の中でそういう思考が生まれるのは、当事者となっていれば理解できるのではなかろうか。

こういう問題が必ず発生するから、どの国もジュネーブ条約には敏感なのだ。

「自分で戦争始めたくせにジュネーブ条約うんぬん言い訳なんて馬鹿馬鹿しい」
そういう個人的な気持ちも判らないではないが・・・。

なにしろ「戦争が開始された」という前提での条約である。
そして戦争という極限状態においてはどんなことでも起こりうる。
だからこそ戦争の是非善悪の論議で時間を浪費することなく、民間人はもちろん兵士たちも含め、できるだけ戦闘による死者を減少させる−そういう思想を実現する条約なのだ。(むろん「条約」であるから「兵力の維持」も当初の眼目の一つなのは先刻承知。まとも思考の持ち主なら血みどろで泥沼の相互殲滅戦を推奨する者はいない。利害と妥協の間で生まれた稀有の約束といえるかもしれない)
だからこそ、この条約を云々するのは「戦争および戦争に順ずる状況が始まってから」なのだろう。

そして、戦場に於ける最後の命綱を、報奨金までかけて断ち切ったのはだれか。残るのは泥沼の猜疑心であるのは判り切っているのに守るべき自国民を盾にしていたのは何故か。
こういう事態の流れを期待していたのかもしれないが・・・。

ここにおられる人達には、言わずもがなな事かも知れないですが。
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