gaia_ever_green さんへ(2)
投稿者: sakura_1369 投稿日時: 2003/04/29 22:29 投稿番号: [26058 / 118550]
(〜つづきです〜)
私は海外在住なので主にインターネットで日本に関する情報を得ていますが、
私の知る限りでは、小泉首相がイラク戦争について公式に日本の立場を表明したのは
3月20日、開戦直後でした。つまり、その時点で、戦争という事態が既に引き起こされて
いた訳です。過去のニュースソースや各国の識者の文献、NGOの活動状況などを見ると、
ネオコン・ブッシュ政権は9.11の頃から既にイラクへの武力行使の方針を固めていて、
それに向かって着実に、虎視眈々と戦争の準備を進めていたようです。
国連安保理をも無視するような強硬姿勢でしたから、実質上アメリカの支配下に
置かれているような日本が何を言っても、アメリカが耳を貸すはずがありません。
アメリカ自国の国民が一斉に戦争反対を叫んで体制に抗議するか、フセイン大統領が
無条件降伏して亡命する以外に、この戦争を回避する手段はなかったと思います。
でも、それも叶わず、結局、誰にも米英両国の独走を止めることは出来ませんでした。
それが今回のイラク戦争だと認識しています。
日本の小泉内閣に、アメリカのブッシュ政権に対して、
「やっぱりそのやり方は拙いですよ。国連を無視するのは、幾らなんでも
国際社会からの批判を免れないんじゃないですか。このまま査察継続しましょうよ。」
同時にフセイン大統領には、
「アメリカは本気で大規模なイラク攻撃を開始するつもりですから、
イラクを救うためには、もはや貴方が政権を放棄して亡命するしか道がありません。
イラク国民のために、亡命を決意してください。」
ぐらいのことは言って欲しかったなぁ・・・と個人的には思いました。
でも、事前にそれを言ったところで、恐らくアメリカは日本の言うことなど全く聞き入れ
なかったでしょう。まして、戦争に突入してしまってからでは、どうにもなりません。
日本政府がアメリカに反対表明をすれば、反戦派の意には沿うものであったでしょうが、
「戦争は既に始まっている」「反対したところで戦争を止めることは不可能」という
状況下では、政府として、今後の自国の安全や国益を見込んだ決断を下したのは当然の
ことだと思います。政府は、国際世論やテロの標的になる危険性よりも目前の北朝鮮情勢
の方を重視し、同盟国という立場から従来通り米国寄りの外交路線を採ったわけですよね。
東西冷戦時代が終焉し、新たな時代へと移る、今はまさに過渡期の状態です。
この不安定かつ複雑な国際情勢の中で、各国とも必死で国の舵取りをしているというのが
現状でしょう。民主主義の下、民衆は各自の責任と道義心に基づいて自由に意思を表明し、
行動すればいいと思います。しかし、国家間の外交は国の存続を賭けた駆け引きで、
色々な相手がいるわけですから奇麗事ばかりでは生き残れないのですよ、残念ながら・・・。
今回、日本政府が示した立場について、私はあの時点では妥当な判断だったと思います。
というか、他に名案があれば良いですけど、国家首脳という立場で考えた場合、
私の頭では小泉政権以上の知恵が浮かばなかったから、止むを得ず政府を支持する、
という立場を取りました。政府の外交政策と、一人の人間として抱く民衆の意向が
合致しないことは、今回に限らず、これまでにも幾度もありました。
悲しいけれど「理想」と「現実」の違いですよね。
でも、政治家も政権も、国民投票によって多数決で選出され、国民が現政府に国家運営を
委ねたんです。だから、当然国民の側にも責任があるわけで、今の行政に不満があるなら
次回の選挙で民意を反映させればいいと思います。まあ、日本は官僚主義が蔓延っています
から、誰が政権を握ってもあまり変わり映えしないような気はしますが・・・。
しかし、だからと言って、国民が投げ遣りになってしまっては元も子もありません。
政府とは別レベルで、民衆は民衆レベルで可能な国内外の社会への参加、貢献を続けて
行くしか、今のところは方法がないんじゃないでしょうか。
他に何か妙案があれば教えてください。
>それがあの写真の結果ですよ!!
>これは一体。。。どういうことなのですか!!??
悲惨な戦争の結果ですね・・・・・・・・。
私は海外在住なので主にインターネットで日本に関する情報を得ていますが、
私の知る限りでは、小泉首相がイラク戦争について公式に日本の立場を表明したのは
3月20日、開戦直後でした。つまり、その時点で、戦争という事態が既に引き起こされて
いた訳です。過去のニュースソースや各国の識者の文献、NGOの活動状況などを見ると、
ネオコン・ブッシュ政権は9.11の頃から既にイラクへの武力行使の方針を固めていて、
それに向かって着実に、虎視眈々と戦争の準備を進めていたようです。
国連安保理をも無視するような強硬姿勢でしたから、実質上アメリカの支配下に
置かれているような日本が何を言っても、アメリカが耳を貸すはずがありません。
アメリカ自国の国民が一斉に戦争反対を叫んで体制に抗議するか、フセイン大統領が
無条件降伏して亡命する以外に、この戦争を回避する手段はなかったと思います。
でも、それも叶わず、結局、誰にも米英両国の独走を止めることは出来ませんでした。
それが今回のイラク戦争だと認識しています。
日本の小泉内閣に、アメリカのブッシュ政権に対して、
「やっぱりそのやり方は拙いですよ。国連を無視するのは、幾らなんでも
国際社会からの批判を免れないんじゃないですか。このまま査察継続しましょうよ。」
同時にフセイン大統領には、
「アメリカは本気で大規模なイラク攻撃を開始するつもりですから、
イラクを救うためには、もはや貴方が政権を放棄して亡命するしか道がありません。
イラク国民のために、亡命を決意してください。」
ぐらいのことは言って欲しかったなぁ・・・と個人的には思いました。
でも、事前にそれを言ったところで、恐らくアメリカは日本の言うことなど全く聞き入れ
なかったでしょう。まして、戦争に突入してしまってからでは、どうにもなりません。
日本政府がアメリカに反対表明をすれば、反戦派の意には沿うものであったでしょうが、
「戦争は既に始まっている」「反対したところで戦争を止めることは不可能」という
状況下では、政府として、今後の自国の安全や国益を見込んだ決断を下したのは当然の
ことだと思います。政府は、国際世論やテロの標的になる危険性よりも目前の北朝鮮情勢
の方を重視し、同盟国という立場から従来通り米国寄りの外交路線を採ったわけですよね。
東西冷戦時代が終焉し、新たな時代へと移る、今はまさに過渡期の状態です。
この不安定かつ複雑な国際情勢の中で、各国とも必死で国の舵取りをしているというのが
現状でしょう。民主主義の下、民衆は各自の責任と道義心に基づいて自由に意思を表明し、
行動すればいいと思います。しかし、国家間の外交は国の存続を賭けた駆け引きで、
色々な相手がいるわけですから奇麗事ばかりでは生き残れないのですよ、残念ながら・・・。
今回、日本政府が示した立場について、私はあの時点では妥当な判断だったと思います。
というか、他に名案があれば良いですけど、国家首脳という立場で考えた場合、
私の頭では小泉政権以上の知恵が浮かばなかったから、止むを得ず政府を支持する、
という立場を取りました。政府の外交政策と、一人の人間として抱く民衆の意向が
合致しないことは、今回に限らず、これまでにも幾度もありました。
悲しいけれど「理想」と「現実」の違いですよね。
でも、政治家も政権も、国民投票によって多数決で選出され、国民が現政府に国家運営を
委ねたんです。だから、当然国民の側にも責任があるわけで、今の行政に不満があるなら
次回の選挙で民意を反映させればいいと思います。まあ、日本は官僚主義が蔓延っています
から、誰が政権を握ってもあまり変わり映えしないような気はしますが・・・。
しかし、だからと言って、国民が投げ遣りになってしまっては元も子もありません。
政府とは別レベルで、民衆は民衆レベルで可能な国内外の社会への参加、貢献を続けて
行くしか、今のところは方法がないんじゃないでしょうか。
他に何か妙案があれば教えてください。
>それがあの写真の結果ですよ!!
>これは一体。。。どういうことなのですか!!??
悲惨な戦争の結果ですね・・・・・・・・。
これは メッセージ 25980 (gaia_ever_green さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/bpa5a4a5ia5afipno9tbbh_1/26058.html