悲しいパウエルさん―2
投稿者: need2003jp 投稿日時: 2003/04/24 17:13 投稿番号: [25722 / 118550]
今回の戦争は、ラムズフェルド国防長官・チェイニ−副大統領・ウォルフォヴィッツ国防副長官らネオコン連中のエゴが通されたといっても過言ではない。一体、戦争によって、何が得られたのだろうか?ネオコンの連中は皆、民間の実業家とか文官のエリートとかで、悲惨な戦争の現場を知らない人たちである。こんな人たちが、政権の中枢にはびこっているとなると、アメリカの将来、もしくは国際社会の将来は、どうなることか、不安である。
私は、個人的にパウエル国務長官を支持したい。パウエル国務長官は、ベトナム戦争・湾岸戦争と現場での悲惨な現状を見てきた。その中で、アメリカの軍事力についても、熟知していているからこそ国連との協調姿勢を示したのだと思う。アーミテ−ジ国務副長官は、ベトナム戦争では海兵隊員として戦地に赴き、戦場の悲惨さを見てきた。46人の戦争孤児を引き取ったエピソードは、その顕著な例だ。
確かに、今回のネオコン連中の戦略は、独裁者フセインの圧制からの解放をしたことで短期的には成功した。が、復興を含めた戦後処理などの長期的視野になると厳しいと思える。アメリカは、戦後日本の統治の上では、日本人のアイデンティティを理解していた上で、うまく復興を成功させた。けれど、今回の戦後復興は、イラク人のアイデンティティを無視し、自分たちのエゴを通している感は否めない。
戦争は、やたらと犠牲者と痛みが出るだけで、勝つ側・負ける側共に決して得をすることはない。戦時中の犠牲者だけでなく、戦後の後遺症に苦しむ者たちがどれだけいるのだろうか・・・これらは、なかなか見えない部分、もしくは大きくは取り沙汰されにくい部分として扱われる。悲しいですよ。
さて今回、パウエルさんは、ネオコンとの争いに負けてしまった。アメリカの政界の中では、パウエルさんは近く政権を去るのではないかと囁かれている。個人的には、アメリカの「良識の代弁者」が去るのは辛いです。皆さんは、どう思いますか?
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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